先日、長野県ローカルニュースで中学校部活の朝練(=朝の練習)について、4月からの実態を取り上げていました。
ニュースの中では再び、当校に取材が来ていて、その様子が報道されていました。
この中で校長先生のおっしゃっていることは至極当然のことでもあり、実態としても陸上部の先生のおっしゃるとおりだと考えます。今後、どうするべきかは、生徒、保護者を交えて方向性を決めて行く必要があると考えます。
そのニュースの中で「県内187校中181校が朝練実施」「全国で朝練を実施しているのは6県」「通年で実施しているのは長野県のみ」というコメントがありました。
ただ、これは部活としての事であって、自主練習として活動している実態は反映されていないと思います。
もう少し、突っ込んだ調査をして欲しかったですね。
さて、朝練ではありませんが、福岡県の中学校で面白い取り組みをしているというニュースがありました。
それは福岡県筑前町の夜須中学校で、生徒が午後の授業に集中して臨めるようにと一斉に昼寝する時間を設けたそうです。対象はすべての生徒と教職員。毎週月曜日と水曜日に昼休みが終わったあと、午後1時50分から10分間昼寝。
夜須中学校は昨年、生徒にアンケートを行い、その結果3割以上が「睡眠が十分ではない」との回答だったそうです。
よって、生徒の心身の成長を促すとともに午後の授業への集中力を高め、学力向上を目指そうと今年度から一斉昼寝を実施することとしたそうです。
三年生男子生徒は「ふだんの睡眠時間は6時間で、今までは午後の授業で眠くなることがあった。午睡を取り入れてからは頭がすっきりするようになった」とのことです。
また、校長先生は「昼食のあとの授業では集中力が続かず、どうしても眠くなる生徒がいた。この取り組みで5、6時間目の集中力を上げ学力を高めていきたい」とのことです。
おそらく、この中学校では部活朝練は行っていないと思います。
つまり、少なくとも、“朝練=睡眠時間が短くなる”の方程式はこの中学校では当てはまらないのですよね。
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