スーパーなどでよく見かける、「Q・B・Bベビーチーズ」。
チーズ好きの私としては、いろいろなチーズを食べてみましたが、10周以上まわって、Q・B・Bベビーチーズに落ち着きました。ただし、時々は、「雪印メグミルク ベビーチーズ」を食べています。
さて、このQ・B・Bベビーチーズですが、今さらながらの発見が3つありました。まず、製造と販売者が日本の「六甲バター株式会社(兵庫県神戸市)」であったことです。私はすっかり、海外メーカーのチーズだと思っていました。
2つめが、社名に「バター」と付いているのですが、バターを自社で生産したことはなく、以前販売していたことは、委託生産品の販売のみを行なっていたということです。しかも、現在は販売していません(業務用マーガリンは生産しています)。生産売上比率の約95%がチームという、ほぼチーズ専門メーカーだったのです。
そして、3つめとなる最大の発見ですが、「Q・B・B」ブランドの意味です。これは、「Quality's Best&Beautiful」の頭文字を組み合わせた造語になっていたのです。 「Quality's Best」=品質へのこだわり。「Best&Beautiful」=おいしい品質を意味しています。なお、この「おいしい」には単に味だけでなく、新鮮さ、楽しさ、豊かさも含みます。
さて、ベビーチーズといえばおなじみの四⾓いカタチです。ベビーチーズの発売は1972年ですが、当時、主流だったカルトンタイプ(大きなかたまり)をナイフを使ってカットしなくてもいいように、 ⾷べやすい形状に開発されたのが、このベビーチーズの形です。つまり、カルトンチーズの⾚ちゃんという意味で「ベビー」と名付けられました。
なお、毎年6月1日は⽇本記念⽇協会認定の「ベビーチーズの日」です。これは、社名の六甲バターの「6」と、毎⽇「1」個は⾷べて健康にという想いから、QBBが提案する「ベビーチーズの⽇」と設定されています。
チーズには牛乳の栄養成分がつまった完全栄養食といわれるほど、身体に必要な栄養がバランスよくふくまれています。特に、「カルシウム」「乳脂肪」「たんぱく質」「ビタミン」が豊富ですが、やはり過剰な食べすぎは禁物です。
ちなみに、六甲バターさんは1960年には魚肉ソーセージにヒントを得た世界初の個別包装のスティックチーズを発売、1971年には日本初の個別包装のスライスチーズも発売している、すごい会社だったのです。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。