さて、去年はこんなことは考えませんでしたが、小学6年生もこの時期になると中学生の野球への準備が本格的に始まります。
4年前は、すけはシニアへ行くか、軟式をやるかでいろいろと考えました。シニアの練習には何回か参加したりしていました。
子どもにとって何が一番いいのか。
軟式を選ぶのか、硬式をやってみるのか。部活動中心にして学校の先生に多くを任せるのか。それとも、本格的な指導者の下、シニア・ボーイズの道を選ぶのか。
すけの場合には最終的には中学校の部活動に入り、そのままクラブチームに入るということを選びました。
進路はホント迷うことばかりです。
ですが、どの道を通っても高校で野球をやりたいということであれば、勝負は高校へ入ってからです。それだけは変わりません。
それでも、いろいろなパターンがあります。
こんなことをする子は非常に少ないと思うのですが、小学6年生の秋まで軟式野球チームでやって、中学一年生の夏までをリトルリーグで硬式野球を経験する子も事実います。
リトルリーグでは中学一年生で5月生まれ以降の場合、その年の8月に行われる世界大会に参加することができます。もちろん、誰でもと言うわけではないのですが。
リトルリーグのこの規定があるため、中学のシニアやボーイズに入るのを遅らせてまで夏までの数ヶ月間にリトルリーグという野球で硬式野球を経験しておこうということです。
学校の部活動でもクラブチームでも、中学一年生では試合に出場する機会は非常に少ないものです。
だったら試合に出られる機会が多いと思われるリトルへ入ってしまおうというのは理解は出来ます。野球の試合ができないことがもったいないということですから。賛否両論はあると思います。
でも、主役は子ども。どんな進路でも、それぞれの子どもたちが野球をもっともっと大好きになるようにすることは大切ですよね。
中学野球は今思えばあっという間。
もちろん、ハラハラ・ドキドキ・ワクワクすることはたくさんありました。
そんな野球を経験してもらいたいだけです。