「子曰、譬如爲山。
未成一簣。止吾止也。
譬如平地。
雖覆一簣、進吾往也。」
「子日わく、譬えば山を為るが如し。
未だ一簣を成さずして、止むは吾が止むなり。
譬えば地を平かにするが如し。
一簣を覆すと雖も、進むは吾が往くなり。」
解説がなければ、まったく判りません。
そこで、登場するのが、この本です。
近くのコンビニで購入しました。
[超訳]論語 自分を磨く200の言葉 (PHP文庫) 価格:¥ 580(税込) 発売日:2009-06-01 |
論語です。
論語(ろんご)とは、孔子(こうし)さんと彼の高弟の言行を孔子さんの死後、弟子が記録した書物のことです。
古代中国の大古典「四書」のひとつで、人間として守るべきまた行うべき、当り前のことが簡潔な言葉で記されている書物です。
孔子さんとは、紀元前551年9月28日‐紀元前479年4月11日に生きていた、中国春秋時代の思想家、哲学者です。
儒家の始祖と言われています。
前記の意味は・・・
学ぶものが途中でやめれば、これまでの修業はすべて無駄になる。
学ぶとは山を作るようなものだ。山が完成しないのは、コツコツと一籠の土を運ばないからだ。
一籠の土を運ぶのは容易であるが、途中で他人がやめたからといって自分もやめてしまえば元も子もない。
学ぶものは山を築くように、平地に一籠ずつ盛り、他人がどうであろうと自ら進む人であらねばならない。
つまり、どんなことでも、小さな積み重ねが大きな結果を残すのです。
野球でも試合で勝つために練習をします。
でも、目の前に試合がないから何もしていないのと、来年のために今からでもコツコツと少しずつでも毎日練習を積み重ねているのとでは、結果を出す時には大きな差が出来ていることでしょう。
勉強だって同じことです。
人生そのものです。