野球小僧

どんなにマイナスな状況でも、何かしらのプラスを見つける / 水原一平(大谷翔平選手の通訳)

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、水原一平さんはMLBのロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平選手の専属通訳を務めている方です。
(右側の方が水原一平さん、左が大谷翔平選手です)

6歳まで北海道で過ごしたあと、1991年にお父さん(和食料理人)が米国ロサンゼルスで板前を始めたことをきっかけに移住。学生時代は高校までサッカー部とバスケットボール部に所属していたそうです。

ロサンゼルス・ドジャースに所属(1995年~1998年)していた野茂英雄さんの活躍によってMLBに興味を持ち、2010年より当時ボストン・レッドソックスに所属(2007年~2011年)していた岡島秀樹さんの専属通訳でもありました。その後、2012年からは日本で北海道日本ハムファイターズの球団通訳となり、ブランドン・レアードさん(2015年~2018年)やクリス・マーティンさん(2016年~2017年)など球団に所属していた外国人選手の通訳や、選手たちに、「連絡があったらすぐ駆けつける」と約束し、選手の家族にまでの生活面もサポートしていました。

そして、2017年オフに大谷翔平選手がファイターズからエンゼルスへ移籍したことに伴い、大谷選手の専属通訳としてエンゼルスに所属しています。

「どんなにマイナスな状況でも、何かしらのプラスを見つける」

この言葉は水原さんが大谷選手について語った言葉です。

私のようなものにはまねどころか実践すらできないことです。「マイナスの状況のなかでプラスを見つける」ということ対しては頭ではわかってはいるものの、マイナスな状況から脱出することを目標にしているだけですから。たとえ、そこから何かを見つけ出したとしても、それを活かせるかと言うこともありますから。

それを当たり前のようにできるようにはなりたいのですけどね。

水原さんはファイターズ時代と同じようにエンゼルスにおいても通訳以外にも運転手やキャッチボールの相手など、公私にわたり大谷選手をサポートしています。

それはMLBへ所属した日本人選手のなかにはクラブハウスで孤立してしまうこともあるらしく、大谷選手を孤立させないようにとのことだそうです。以前、エンゼルスの選手たちがあるスマートフォンゲームで遊んでいることを目にした水原さんは大谷選手にゲームをダウンロードして仲間に加わったとのことです。

2018年から2019年に大谷選手が故障からリハビリ調整を行っていた時期にも、ゲームを一緒にしたり、冗談を言い合ったりしてリラックスさせていたようです。クラブハウスの管理人は、「水原が大谷をすごく助けてくれている。だから精神的にも良い状態だったと思う」と語ったそうです。

また、2021年オフのMLBの労使協定交渉に伴うロックアウト期間では、選手と球団職員が接触できなくなることからエンゼルスを退職し、サポートし、その後、球団へ復職しています。

これらのこと以外でも水原さんは大谷選手を常にサポートしていることもあり、大谷選手の人間形成において水原さんの影響は少なからずあると思います。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も佳境に入ります。そのあとにはMLBが開幕します。今年も大谷選手をサポートする水原さんの元気な姿がきっと見られることでしょう。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。

コメント一覧

まっくろくろすけ
まかろんさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

私も「英語が上手に話せられればなぁ」と思うことはあります。でも、日本語も満足に理解できていないものですから、まずは母国語をマスターしてからですね。

たしかにピンチのときはそれを脱することに懸命です。そこに何かしらの得るものがあるのでしょうね。ただ、それに気づかないだけなのでしょうけど。

でも、私はそれをひっくるめての「いま」でいいかなと。

あとで気づいたことを、誰かに伝えられて、それが活かされれば充分だと思います。

ただ、それがないのが難点です。
まっくろくろすけ
のんさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

今日の夕方のニュースでヌートバー選手の代表入りの話題がありました。

水原一平さんが2022年11月ころにラーズ・ヌートバー選手へ「あなたと話したい人がいる」と電話し、電話を代わったのが大谷翔平選手。そして、大谷選手から「日本代表入りの可能性がある」ということを伝えられたそうです。

そしてその後、今度は栗山英樹監督とヌートバー選手と家族で2023年1月に代表入りのオンライン会談を行った際に通訳したのが水原さんだったそうです。

水原さんの評価は海外でも高いので、応援したくなりますよね。
まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

私なんか、ねじのプラスとマイナスなら見つけられますが。

言葉を通訳するというだけでなく、生活面でも通訳するという、「自分の仕事はこれだけ」と枠を決めないあたりはなかなかできるものではありませんよね。

協働者にとって、何を、どういう風にサポートすれば力を発揮することができるということを考えているのでしょうね。

きっと。
macaronteaparty
お早うございます😊
水原さん、素晴らしい献身ぶりですね。

思うのですがそれは、子供のころに米国に移住した経験から
くるのかな、と記事を読んでいて思いました。

幼いうちだったから柔軟性はあったでしょうが、
やっぱり異国での疎外感や違和感は・・感じたでしょう。

すべての海外子女がそうした経験を活かせるわけでもないでしょうが、
水原さんのそうした際立った情熱・献身ぶりは、
きっとその自身の経験からきているだろうと思わずにいられません。


つまり、>「どんなにマイナスな状況でも、何かしらのプラスを見つける」

ですね😊

私もまだ成果は出ていませんが、自分の環境について
多少、そう思ったりします。
(成果が出なかったら、ただ踏みつけられた人間、で終わりますが😅)


もっとも渦中にあるときは、プラスを見出すどころではなく、
ただあっぷあっぷして、ただ生き延びることしか考えられないものです。

渦中でも考えられるという大谷選手はさすが偉大ですね。

そういう大谷選手はヌートバー選手が今回のWBCに参加するのに、
ずっときめ細やかに他選手との交流をサポートしたのだとか。

水原さんから貰った恩恵を、そうして他に回していく、
これも、マイナスからプラス、かもしれませんね。

まっくろさんがいつも穏やかで安心安全なのは、
うっかりこの地球になぜか生まれてしまった、
元・妖さんだからでしょうか😄

マイナスの沼から拾ったプラスの宝石を、回していきたいですね。

とりとめもなく長文になってしまいましたが、
今日も元気にお過ごしください🌸(まかろん)
gokuton
おはようございます。
まっくろくろすけさん♪
一平さんは我が家でも大谷さんと共に応援しています。
一平さんの存在は大きいですよね。
同感です。
大谷さんをサポートしている姿は素晴らしいと思います。
これからもおふたりを応援していきます。
只今、侍ジャパンにハマっています。
インスタもフォロー♡
ヌートバーたっちゃんも応援しています。
のん
eco坊主
おはようございます。

野球をはじめ各スポーツ競技のアスリートには必ず裏方さん(と言っては失礼にあたるかもしれませんが)がおられます。通訳もそうですし身体のケアやメンテナンス行う人や食事の手配などもそうでしょうね。
アスリートが最高のパフォーマンスができるように彼らも日々努力されておられるのはリスペクトに値することですね。
「誰かのために!」・・今の仕事をやっていて難しさを感じます。

>「どんなにマイナスな状況でも、何かしらのプラスを見つける」
↑確かに簡単なようで難しいことでしょう。私も到底無理です。
私でしたらマイナスの先を更に考えてしまい益々ネガティブになる事でしょう。
お前と一緒にするな!と叱られそうですが(笑)

あっ、乾電池のプラス極とマイナス極なら見つけられますが・・😅

今日もありがとうございました。
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