野球小僧

練習の質と量

練習での質と量は同じようなものですが、目的によって使い分けた方が、限られた時間の中で効率的だと考えています。

例えばバッティング。1人でできる練習で素振りがあります。

その素振りでも「作る」「固める」「実戦」という感じに分かれていくものだと考えます。

「作る」段階では同じ動作を繰り返し、数多くこなすことによって、身体に動きを覚えさせていくものだと考えます。

特にピッチャーが投げるボールをイメージすることは必要はないです。

逆に自分のバッティングフォームをイメージすることが大事です。

ですから、この段階では量を求めます。

次に「固める」時期。

この場合は相手ピッチャーをイメージします。ボールのコースまでイメージして、スイングできれば効果的だと考えます。

大事なのは「固める」時期ですので、いい加減なスイングをしていれば、そのいい加減なスイングのままフォームが固まってしまうと考えます。

この段階でも数をこなして、疲れてきたときのいい加減なスイングをしていれば、それが身についてしまう。

ですから、量と質のバランスが必要となります。

フォームを崩してしまったら何の意味もないのですから。

最後に「実戦」。

実戦に向けた練習です。

この場合はコースはもちろん、球種(変化球)、ストライクカウント、アウトカウント、ランナーなど試合の場面をイメージします。

このように出来なければ練習の意味はないでしょう。つまり進歩がないままです。

この段階では、極論すれば自分の納得いくスイングが出来れば、一回だけでも充分な意味があると考えます。

逆に納得できなければ、三打席分くらいはしっかりとイメージしてスイングしないといけません。

こんな感じで、練習の目的と段階と質と量のバランスを考えてやらないと、ただ振っているだけの無駄な練習になってしまいます。

 

コメント一覧

まっくろくろすけ
こんばんは。
こんばんは。
世の中には勘違いしちゃっている人はたくさん見かけますものね。
それを言ってもなかなか戻りませんしね。
なんにせよ、手段と目的を混同しちゃいけませんよね。

eco坊主
おはようございます。
おはようございます。

目的は試合で勝つ、野球を通して人間形成をする ことですよね。
練習は そのための手段!!!
手段のための手段にならないようにしないとね^^/

   会議のための会議   よくありますからね~

   お~っと 就活のための就活になってはいないのか よく考えてみよっと!
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