「セミ・ファイナル(Semi-final)」とは、「最後のちょっと手前」、あるいは「夏の風物詩」を意味する言葉でです(諸説あり)。
もともとは、「半分・途中」を意味する「Semi」と、「最後・決定・究極」を意味する「Final」を合わせたものです。スポーツの大会などにおいては「決勝戦(Final)」へ進出する前の「準決勝」などを意味します。また、興行や格闘技での試合などでは「メイン・イベント」の前に行われるイベントや試合にも使われます。
特に夏の風物詩の一つでもある高校野球では、決勝より準決勝の方が面白いと言われることもあります。人によっては準々決勝の方が面白いとも言いますが。
全国高等学校野球選手権大会(1998年)の神奈川・横浜高 vs. 高知・明徳義塾高では、話題の横浜高・松坂大輔さんが先発を回避し、明徳義塾高が8回表まで6点リードしていましたが、その後、残り2回で横浜高が6点差をひっくり返す大逆転サヨナラ勝利をしています。
明徳義塾000131010 |6
横浜 000000043x|7
もう一つ、夏の風物詩と言えば、「♫じーじー」「♫みんみん」と鳴く「セミ(蝉)」です。
この時期、道路で空に向かってひっくり返り、一見死んでいるように見えるセミが、近づくと突然暴れ出すことがあります。これをSNS上などでは、「最後=お亡くなりになる(ファイナル)の手前(セミ)」という状態で「セミ・ファイナル」と呼びます。別名は「セミ爆弾」とも呼ばれます。
別にセミに対して何かをしたわけではないものの、通りがかりに奇襲されますと、それはもう恐怖です。我が家の網戸にセミがとまって急に鳴き出すどころの話ではありません。この経験がトラウマになって、セミが嫌いになる方もいると思いますし、バルタン星人も嫌いになってしまうかも知れません。
ちなみにセミがファイナルしたかどうかは、セミの足の開閉で判別できるとのことです。生きているセミは足が開いていますが、お亡くなりになった場合は閉じています。
ただ、ときどき偽装工作しているセミもいるそうですので、気になる方は5mくらいある棒で突っついて確認してもいいでしょうけど、私が一番いいと考えるのは、「おやすみなさい」とそっとしておいてあげることだと考えます。
なお、セミの「ファイナル(最後)」という意味での、文字どおりお亡くなりになったセミのことを指すブラックジョークにも使われたりします。
どうでもいいことですが、ブラックジョークと私が日に焼けて黒いことは関係ありません。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。