時速150kmですので、1秒間に約417m進みます。
マウンドとホームベースの距離が18.44mですので、初速のみで計算しますと理論上では約0.41秒でピッチャーが投げてからホームベースへと届くことになります。
ただし、実際には、ピッチャーのリリースポイントがプレートよりもかなり前になるため、距離も短く、空気抵抗などがあるため、ホームベース上での終速は10km/hほど遅くなりますので、このとおりにはなりませんが、大体こんな感じです。
160km/h → 0.41秒
150km/h → 0.44秒
140km/h → 0.47秒
130km/h → 0.51秒
120km/h → 0.55秒
110km/h → 0.60秒
100km/h → 0.66秒
90km/h → 0.74秒
一方、学童の場合にはプレートとホームベースの距離が16mとなりますので、おおよそ次のような時間になります。
120km/h → 0.48秒
110km/h → 0.52秒
100km/h → 0.58秒
90km/h → 0.64秒
つまり、ピッチャーの球速が10km/h違うと約0.03秒の差が出てきます。
あくまでも理論上ですが、逆に考えると、スイングスピードをたった0.03秒早くすることで、10km/h速くなったボールへ対応できることになります(≠打てるのとは別ですから)。
バッティングセンターで120k/hを選んだと本人は言っていますが、出てきているボールを見ると、どう見ても150km/h。
その差30km/hということは、スイングスピードを0.1秒以上速くしないと対応できません。流石に、いきなりそれは無理でしょうね、太郎くん。
結局、1ゲーム(26球?)の間すべて空振りでした。
過日、山原さんと話をしたときに「スピードへの対応は慣れみたいなもの」と言っていましたので、スイングスピードを上げて行けば対応はできるようになると考えます。
ただし、それはボールの種類が判っていることと、ある程度コースも予測できているバッティングセンターだったら。
でも、打てるように練習をしないとね(中学あたりでは、150km/hへの対応は不要ですけど・・・)。
では、スイングスピードを速くするための練習はというと・・・後日。