令和元年最初の全日本大学軟式野球選手権大会は8月18日(日)~8月23日(金)に大学軟式野球の聖地、長野オリンピックスタジアムで23チームが熱戦を繰り広げました。
決勝は、今年行われた全日本大学選手権の開幕戦(正式には雨で延期)と同じ顔合わせで、昨年準優勝の中京学院大と3年連続出場の桐蔭横浜大になり、中京学院大が12-3で桐蔭横浜大を破り、13年ぶり2回目の全国優勝となりました。
■決勝
中京学院大は一回表、2アウト一・三塁から西島選手のタイムリーヒットで1点を先取。同点に追いつかれた中京学院大は二回裏、ノーアウト満塁から矢口選手のタイムリー内野安打で勝ち越すと、押出フォアボール、國竹選手の2点タイムリー2ベースヒットなどで6点を挙げ、三回表にも2アウトから5本の長短打などで4点を挙げて突き放しました。投げては、浦田選手が6回3失点、7回から 椎葉選手が3回を無失点に抑えて、 13年ぶり2回目の全国優勝となりました。
桐蔭横浜大は一回裏に相手のエラーで同点に追いたものの、投手陣が序盤に撃ち込まれたのが痛かったです。
中京学院大164000010|12
桐蔭横浜大100002000|3
(全日本大学軟式野球選手権大会Facebookより)
全日本大学軟式野球選手権大会とは、全日本大学軟式野球連盟が主催する大学生による軟式野球チームによる全国大会です。開催当初主催していた全日本学生軟式野球連盟が全日本学生軟式野球連盟と全日本大学軟式野球連盟に分裂したことで、大学軟式野球選手権大会も1993年の第16回大会から分裂。分裂前の歴代大会は、双方の連盟で共有することになっています。
分裂後の大会参加校、主要大学(東京六大学・関西六大学「関関同立等」・分裂後の選手権大会優勝回数が多い強豪の日体大など)は全日本大学軟式野球連盟に所属。加盟校数も全日本学生軟式連盟より全日本大学軟式連盟の方がはるかに多くなっています。
また、2012年までは参加各連盟の持ち回り主管で行われていましたが、2013年の第36回大会からは全日本大学軟式野球連盟主催で行われ、長野県で行われています。