秋の味覚の代表といえば「さんま」です。しかし、ここ数年、不漁が続いており、今では高級魚の仲間入りをしてしまいました。
記憶では10年ぐらい前までは1匹59~89円、100円以下で買えることが多かったような気がします。ところが、今ではとにかく高く、冷凍ものならともかくとして、生さんまともなれば1匹300円以上することもあります。
また、値段に反比例して、昔よりやせ気味のようにも思えます。昔は、お腹がパンパンに膨れていて、焼いたらもっと脂まみれだったようにも思えたのですが、今となっては仕方がありません。
さて、さんまといえば塩焼きです。カボス、スダチ、ユズ、レモンやライムなどの搾り汁やポン酢、醤油などをかけ、大根おろしを添えて食べるのがことが多いですよね。
さんまに欠かせないのがねこです。我が家には本物のねこはいませんので、大根おろしのねこを添えてみました。
さんまは胃がなく短く直行する腸が肛門につながっています。よって、エサを食べてから排出する時間が30分程度と短いため、内臓に独特のクセはあるものに、えぐみは少なく、好き嫌いはあると思いますが、ちょっと苦い内臓部分も食べることができます。
また、内臓に小さく赤いミミズのような虫が含まれていることがありますが、これは「ラジノリンクス」という名の寄生虫です。ちょっと気味は悪いものの、人に寄生することはなく無害です。ただし、「アニサキス」が寄生している場合もあり、生食などでは注意が必要です。
なお、さんまには血液の流れを良くするといわれる「エイコサペンタエン酸」が含まれており、脳梗塞や心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされています。また、「ドコサヘキサエン酸」も豊富に含まれているため、悪玉コレステロール(LDL)を減らす作用、脳細胞を活発化させ、頭の回転を良くする効果もあるとされています。
私の頭の回転がよろしくないのは、さんまを食べる機会が少なくなったからだったのだと判明。
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どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。