野球小僧

札幌学生野球連盟

札幌学生野球連盟とは、北海道の札幌地域に所在する大学の硬式野球部で構成された大学野球リーグです。全日本大学野球連盟に所属しています。地元では一部リーグに限って札幌六大野球リーグという通称で呼ばれて親しまれています。

2017年度秋季リーグは星槎道都大が4季ぶり13度目の優勝を決めました。また、「北海道チームは勝てない」と言われていた明治神宮大会もあと一歩というところまで進出しました。大躍進の立役者は防御率1.26で最高殊勲選手賞、最優秀投手賞、ベストナインに輝いた福田選手(三年・横浜創学館高)、藤塚選手(四年・堀越高)、村中選手(二年・知徳高)の3投手を軸に順調に勝星を伸ばし、王座をつかみました。優秀選手賞は大保選手(四年・旭川実高)が獲得しています。打撃陣では一年生ながら打率.478のハイアベレージで首位打者を獲得した川崎(一年・太田一高)が引っ張りました。

■2017年秋季リーグ戦

一部リーグ
星槎道都大       10試合 9勝 1敗 0分 勝率.900
東海大北海道キャンパス 10試合 7勝 3敗 0分 勝率.700
北翔大         10試合 6勝 4敗 0分 勝率.600
札幌大         10試合 4勝 6敗 0分 勝率.400
北海学園大       10試合 3勝 7敗 0分 勝率.300
北海道大        10試合 1勝 9敗 0分 勝率.100

二部リーグ
札幌国際大       10試合 7勝 2敗 1分 勝率.778
札幌大谷大       10試合 7勝 3敗 0分 勝率.700
札幌学院大       10試合 7勝 3敗 0分 勝率.700
北海道教育大岩見沢校  10試合 5勝 5敗 0分 勝率.500
小樽商科大       10試合 3勝 6敗 1分 勝率.333
北海道教育大札幌校   10試合 0勝10敗 0分 勝率.000

三部リーグ
北海道科学       10試合 9勝 1敗 0分 勝率.900
北星学園大       10試合 7勝 3敗 0分 勝率.700
酪農学園大       10試合 5勝 4敗 1分 勝率.556
北海道文教大      10試合 4勝 5敗 1分 勝率.444
北海道情報大      10試合 4勝 6敗 0分 勝率.400
北海道医療大      10試合 0勝10敗 0分 勝率.000

■優勝回数 所属は2017年秋季リーグ戦終了後のもの

一部リーグ
21回 札幌大
13回 星槎道都大(旧:道都短期大、道都大札幌校、道都大)
  8回 北海学園大
  4回 北翔大(旧:北海道浅井学園大)、東海大北海道キャンパス
  3回 北海道大
  2回 北海道教育大札幌校

二部リーグ
14回 北海道教育大岩見沢校
  7回 小樽商科大
  5回 札幌学院大
  4回 星槎道都大(旧:道都短期大、道都大札幌校、道都大)、酪農学園大
  3回 北海道大、北海道教育大札幌校、札幌国際大
  2回 北海道科学大(旧:北海道工業大)、専修大北海道短期大、北海学園大、札幌大、北翔大(旧:北海道浅井学園大)
  1回 東海大北海道キャンパス、札幌大谷大

三部リーグ
  9回 専修大北海道短期大
  7回 北星学園大、小樽商科大
  6回 北海道教育大岩見沢校
  5回 北海道教育大札幌校、北海道科学大(旧:北海道工業大)
  3回 札幌国際大
  2回 東海大北海道キャンパス、札幌大谷大
  1回 北海道情報大、星槎道都大(旧:道都短期大)、北翔大(旧:北海道浅井学園大)

■かつて所属していた大学
千歳科学技術大(2000年春季より加盟するが2004年秋季に脱退)
専修大北海道短期大(2012年秋季に脱退)

■歴史
1955年 全日本大野球選手権大会の出場枠拡大に伴い、北部地区大野球連盟から北海道地区大野球連盟が分離。独立した出場枠獲得
1990年 4部制にまで拡大した北海道地区大野球連盟を札幌地区の札幌学生野球連盟と北海道学生野球連盟に分割
1991年 道都大短期大部(現:星槎道都大)が加入
1993年 北海道情報大が加入。秋より三部リーグを新設(当時の二部リーグ8チームのうち、その年の春季下位4チームを三部)
1995年 全日本大野球選手権大会の単独出場権獲得(明治神宮大会は北海道地区代表決定戦が存続)
1996年 明治神宮野球大会の北海道東北地区代表決定戦の方式が変更。北海道地区代表決定戦を廃止し、連盟代表校が直接出場
2000年 千歳科学技術大、札幌国際大が加入
2001年 北海道浅井学園大(現:北翔大)、北海道文教大が加入
 2003年 全日本大野球選手権大会の50回記念の特別枠として、北海道2連盟代表の他に北海道から更に1校が出場。明治神宮野球大会の北海道東北地区代表決定戦には北海道地区としての第3代表が出場
2005年 千歳科学技術大が脱退
2011年 東海大札幌校(現:東海大北海道キャンパス)が加入。秋季に専修大北海道短期大が脱退
2013年 札幌大谷大が加入 

1990年12月に、翌年から全日本大野球選手権大会の出場枠が拡大予定であったことから、北海道地区として将来的に代表校を増やすことを考慮して、それまであった北海道地区大野球連盟を再編。旧連盟内で札幌地区内に所在する加盟大を対象に分割して発足するものの、実際に出場枠増加は5年後の1995年からでした。

北国であるため、全国の他の連盟とは異なり、リーグ戦期間が春季が4月後半~5月後半、秋季が8月後半~9月後半のそれぞれ約1ヶ月間に集中して行なわれます(他地域では通常春秋それぞれ約2ヶ月間で行なわれている)。

■運営方法
前季の成績を基にして、各部6校構成を基準に一部から三部まで分けたリーグ運営を行なっています。 

■対戦方法
春季と秋季にそれぞれリーグ戦を実施。また各シーズン終了後に各部の間で入れ替え戦を実施しています。
リーグ戦は各部とも二回総当りで行われ、順位は全試合での勝率で決定されます。勝率が同じ場合は、優劣の決定が必要な場合に限り決定戦を行ないますが、決定戦の成績はリーグ戦の成績に加算しません。
対戦順は、同一のカードを連日開催するのではなく、一回戦総当りを2巡り行うスケジュールで行われています。

■入れ替え戦
リーグ戦の終了後に上位の最下位校と下位の優勝校との間で対戦します。対戦方法は2戦先勝方式、3日間日程で先に2勝したチームが来季の一部チームとなります。

■試合会場
一部は札幌市円山球場を主に利用し、札幌ドーム、札幌市麻生球場を利用することもあります。
二部は札幌市円山球場の他、札幌市麻生球場、野幌総合運動公園野球場(江別市)、栗山町民球場を利用しています。
三部は野幌総合運動公園野球場の他、札幌大谷大、北海道情報大のグラウンドでも試合が行われます。

■全国大会成績
札幌大         全日本大学野球選手権大会 出場21回:ベスト4  1
            明治神宮大会       出場  8回:ベスト4  2 
北海学園大       全日本大学野球選手権大会 出場19回:ベスト4  2
            明治神宮大会       出場  2
星槎道都大       全日本大学野球選手権大会 出場  7
            明治神宮大会       出場  6回:準優勝   1
北海道大        全日本大学野球選手権大会 出場  4
東海大北海道キャンパス 全日本大学野球選手権大会 出場  3回:ベスト4   1
            明治神宮大会       出場  1
北翔大         全日本大学野球選手権大会 出場  1
北海道教育大札幌校   全日本大学野球選手権大会 出場  1
小樽商科大       全日本大学野球選手権大会 出場  1

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
もしかしなくて、全日本大学野球連盟に加盟している26の大学野球リーグ全部旅されるのです。その連載は続くのでしょうか、続けます。何年かかっても・・・

せいさどうとだいは業務連携で高校野球強豪の星槎国際高等学校を運営しております。

うーん、山陰・・・でも、大学野球連盟では取り残されていませんよ。連盟の枠では・・・
eco坊主
おはようございます(*Ü*)ノ"☀

連載は続くのでしょうか?
もしかして全日本大学野球連盟に加盟している26の大学野球リーグ全部旅されるのですか~

北海道のことは(も)よくわかりません。
星槎道都大なんて初めて見た校名ですよ。
読み方さえわかりません^^;

北のほうの高校も強くなっているから大学もレベル上がっているんでしょうね!取り残されていくのは山陰だけかなぁorz
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