2020年も今日(12月30日)を含めて、あと2日を切りました。1年前には、世界中がこんな状況になっていると想像もつかなかったように思います。
さて、「2020年反省会」とした今日のブログですが、私自身は何も反省すべきことはありません(キッパリ)。
そこで、中日ドラゴンズについて、「勝手に反省会」をしておきます。
2020年シーズンは、「代打、三ツ間」という、事件がありましたが、終わってみれば最大借金9からの大逆襲によって、8年ぶりのAクラスとなりました。もし、「前後期制」だったら、後期60試合34勝25敗1分けの勝率.576で後期優勝という成績でした。
チームが好成績となったのは、もちろん、選手の好成績があってのことです。となりますと、先日にも書きました、契約時の問題についてです。
選手としては、個人事業主でもあり、個人の成績によって年俸が上下することですから、好成績を残した時くらいは、「それなりに」評価してあげたいものだと思います。2020年のオフも2019年のオフに続いて、ドラゴンズの契約更改が荒れ模様となりました。その要因の1つは、やはり、球団代表による、「余計なひと言」です。この余計なひと言は2021年に向けて、なくして欲しいものです。
一方で、チームとしても、「何が何でも上げねばならない」ものがあります。
試合数が違うため、単純に比較することはできませんが、1試合平均の得点力が、2019年が3.94でしたが、2020年は3.58とダウン。さらに、得失点差は、2019年は563得点、544失点でプラス19点。2020年が429得点、489失点のマイナス60。これで勝ち越せているのは、1点差試合が12勝5敗という強さがあったからでもあります。2019年の1点差試合は19勝27敗であり、得失点差がプラスなのに何と効率の悪い試合内容だったのかがよくわかります。
そのためには、セイバーメトリクスにおける「OPS(長打率+出塁率)」を改善しなければなりません。2020年のOPSは.676。ドラゴンズの次に平均得点力の低い(3.90)東京ヤクルトスワローズのOPSは.696。平均得点が一番高い(4.43)、あの、あの、日本シリーズ8連敗中のチームのOPSが.739です。
「ホームラン増加は1日で成らず」ですから、OPSを向上するためには、フォアボールをいかに増やすかがポイントになるのです。
2020年のドラゴンズのフォアボール獲得は346個。スワローズは434個と90個近くも差があります。もちろん、ホームランも約40本の差がありますので、いちがいには比較はできませんが、長打がフォアボールを増やして、出塁率を稼ぐしかありません。
ちなみに、ドラゴンズよりも、フォアボールの少ない(337個)の横浜DeNAベイスターズは、ホームラン135本とリーグ1位で、OPSが.739で、これもリーグ1位です(どちらの1位も、あの、あの、日本シリーズ8連敗中のチームと同じ)。
まあ、これは1つの改善策であって、いくらフォアボールが増えても、「ここぞ」での1本(タイムリーヒット)が出なければ、得点力は上がりませんが、楽しみと期待が見つかった「2020年 反省会」でした。
いろいろなことに振り回されてきた1年です。不安な心持で毎日を過ごしていますと、1日1日が本当に愛おしく感じられます。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。