♬しばれないけど 一年中 駅そばがうまい
あったかい駅そば これが日本の味なんだねえ
2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、旅行したり、テレワークの導入があったり、そもそも外食を敬遠したり・・・。2022年にはウクライナ戦争などの影響もあって、おそば屋さんへの影響は大きくなってきています。
これは駅そばだけではなく、いわゆる「立ち食いそば」のお店なども同じように苦境に立っています。
「早い」「(そこそこ)うまい」「(そこそこ)安い」の三拍子そろった、純和食ファストフードで、国産のイメージが強いそばですが、平年の原料自給率は約20%であり、世界生産の70%以上が中国とロシアになっています。駅そばや小売り用の乾麺、カップそばなどでは、ほとんどが輸入品を使っているのが、安さの秘訣でもあるようです。
日本では輸入量の約70%を中国産が占めていますが、2021年に入ってからは中国での生産が減り、価格も高騰したこともあり、ロシア産に需要が集中しているとのことです。そこで、ロシア国内での価格上昇に危機を感じたロシア政府が6月から3ヶ月間の禁輸を発表しました。
中国では2020年に中国政府の補助金がでる「トウモロコシ」「大豆」や、高収入が見込める「アワ」などほかの穀物への転作が進んだ結果、そばの作付面積が減少したとともに、主産地の中国西北部は干ばつによって収穫量が落ちたのが、原因とのことです。
どうも、東京を中心に123店舗を展開する立ち食いそばチェーンの「名代富士そば」では、「かけそば」や「もりそば」を、10円~20円程度値上げすることを検討中だそうです。
ほかの製麺所では取引先からは、「そば粉の割合を減らしてほしい」などの要望もあるそうですが、そば粉以外の割合が増えて行きますと、そばなのか、うどんなのか、なんなのかわからないものになってしまいそうです。
フランス料理のように高級なものではなく、「早い」「(そこそこ)うまい」「(そこそこ)安い」の庶民の味方の駅そば/立ち食いそば店は、今後、絶滅危惧種になっていってしまうのでしょうか?
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。