二回戦終了後の約30分間のインターバルを挟んでの三回戦。
対戦相手は二回戦第一試合で最終回に逆転勝ちを目の前で見せられたS南クラブ。
勢いに乗っていますし、中体連の塩筑予選でも対戦する可能性もあるチームですので、お手並み拝見とともに、勝っておきたい相手です。
試合はK陵クラブ先攻、S南クラブ後攻で開始されました。
試合は相手チームのピッチャーの打たせて取る投球術で1・2・3回とも三人ずつで攻撃終了。
相手チームも1・2回をきちっと抑えたものの、3回裏の守りは2アウト二塁のピンチ。次のバッターにはフォアボールで一・二塁と塁が詰まる。ここで次のバッターを狙いどおりに内野ゴロで打ち取り、ピンチを切り抜ける。
4回表の攻撃はノーアウト二・三塁の先制チャンスを迎える。ここで次のバッターの外野犠牲フライで1点先取。さらにその次のバッターのライトゴロの間に、もう1点を追加し、この回2点を挙げる。その裏は1アウトからランナーを出したものの、無失点に抑える。
5回表の攻撃。ノーアウト一・二塁の追加点のチャンス。ここで相手のバッテリーエラーが出たが、不運にもこぼれたボールが大きくそれずに、三塁を狙った二塁ランナーはアウト。これでチャンスが潰れたかと思ったが、2アウトランナー二塁からタイムリーヒットが出て1点追加。
6回にもダメ押しの1点を挙げ、守る方はピンチらしいピンチを作らずに4-0で三回戦を勝利。
二回戦と違って、この三回戦は非常にテンポのいい試合でした。
それもそのはず、5回、6回、7回の相手の攻撃に要した時間は15分と掛かっていなかったのではないかと思えるくらい感じでした。
攻撃の方はというと、二回戦と同じく、もっと得点できる可能性があったのですが、次戦以降に貯金をしておきたいということなのでしょうか。優しかったです。
それでも最低限のチャンスを活かせるようになっては来ました。
本大会での試合を経験している中での成長とでも言えると考えられます。
何時間もの練習も大事ですが、試合をしている中でしか得られないものもありますから。
次戦の準決勝の相手は地元K梗クラブ。
そう、太郎と葡萄隊で仲間だった”まさくん”、前キャプテンの”おかつ”、トマト君(もうやっていませんが)こと”むっちゃん”が所属しています。
胸を借りるつもりでの一戦になることでしょう。