クリスマスです。
クリスマスの夜にはサンタクロースからのプレゼントをもらうために、子どもたちは枕元に靴下を置いたり、つるしたりします。
どうして、靴下なのでしょうか?
サンタクロースの起源は4世紀ごろ、現在のギリシアのミュラ(ミラ)という町に実在したキリスト教の司教であった、聖ニコラス(271~343年ころ)だと言われています。聖ニコラスは子どもが大好きで、たいへん慈悲深く、多くの貧しい人たちを助けました。
かつて豪商であったが、財産を無くして貧しくなったある一家が生活の苦しさのため、娘3人を仕事に出すという話を聞きつけます。
すると聖ニクラウスは、夜中に煙突から娘たちへの贈り物として二度、多くの金貨を投げ込んだそうです。
投げ込まれた金貨は、たまたま暖炉に干してあった靴下の中に入ってしまいました。翌朝、一家が靴下の中の金貨を見つけました。
そのおかげで、3人の娘は幸せな結婚ができたという。
サンタクロースと靴下の関係は、こんな話が元となって生まれたとのことです。
ちなみに、3回目に金貨を投げ込んだときには、父親に見つかってしまったとのことです。
一歩間違えば、非常に怪しい行動ですが、聖ニコラスの聖伝には弱い者を助けた話、信仰の弱い者を教えて真理を守らせた話などが数多く残っているとのことです。
特に弱い者を助ける際には、他人に知られないように行う事が常だったそうです。
世界中の子どもたちのいろんな靴下がクリスマスの願い事をかなえてくれるといいですね。
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「手紙」より
6歳の娘がクリスマスの数日前から欲しいものを手紙に書いて窓際に置いておいたから、早速何が欲しいのかなぁと夫とキティちゃんの便箋を破らないようにして手紙を覗いてみたら、こう書いてあった。
「サンタさんへ おとうさんの病気がなおるくすりをください! おねがいします」
夫と顔を見合わせて苦笑いしたけれど、私だんだん悲しくなって少しメソメソしてしちゃったよw
昨日の夜、娘が眠ったあと、夫は娘が好きなプリキュアのキャラクター人形と「病気がなおるおくすり」と普通の粉薬の袋に書いたものを置いておいた。
朝、娘が起きるとプリキュアの人形もだけれど、それ以上に薬を喜んで「ギャーっ!」って嬉しい叫びを上げてた。
早速朝食を食べる夫の元にどたばたと行って「ねえ! サンタさんからお父さんの病気が治る薬貰ったの! 早く飲んでみて!」っていって、夫に薬を飲ませた。
夫が「お! 体の調子が、だんだんと良くなってきたみたいだ」と言うと娘が、「ああ! 良かった~。これでお父さんとまた、山にハイキングに行ったり、動物園に行ったり、運動会に参加したりできるね~」……っていうと夫がだんだんと顔を悲しく歪めて、それから声を押し殺すようにして「ぐっ、ぐうっ」って泣き始めた。
私も貰い泣きしそうになったけれど、なんとか泣かないように鍋の味噌汁をオタマで掬って無理やり飲み込んで態勢を整えた。
夫は娘には「薬の効き目で涙が出てるんだ」と言い訳をしてた。
その後、娘が近所の子の家にプリキュアの人形を持って遊びに行った後、夫が「来年はお前がサンタさんだな……。しっかり頼むぞ」と言ったので、つい私の涙腺が緩んで、わあわあ泣き続けた。
お椀の味噌汁に涙がいくつも混ざった。
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先日のことです。
洗濯が終わったハンカチをたたんで、ズボンの後ろポケットに入れておきました。
会社で手を洗って、手を拭こうと思って取り出したところ・・・それはハンカチではなく、靴下だったのです。
とりあえず、靴下で手を拭いておきました。周りに誰も居なくて良かったです。
メリークリスマス!!