「ラブレター」は、1979年1月21日にリリースされたAlfee(現;THE ALFEE)の通算3枚目のシングル楽曲です。作詞・作曲は高見沢俊彦さん、編曲はクニ河内さんです。
THE ALFEEは、1973年に桜井賢さんが組んでいた「コンフィデンス」というグループに坂崎幸之助さん、高見沢俊彦さんが加わることで結成されました。今でこそメジャーなロックバンドですが、1974年のデビュー曲は「夏しぐれ」というソフトロックナンバーで、作詞は松本隆さん、作曲が筒美京平さんというゴールデンコンビが提供した作品だったのですが、ヒットはしませんでした。
そして、1975年に「燃えよ!!ドラゴンズ」で有名な山本正之さんがプロデュースした「府中捕物控」というシングル楽曲がレコード会社の「良識に反する」という理由で発売中止になってしまい、それをきっかけに三人はしばらくの間レコード会社と契約を結ばずに活動をしていました。
その後、三人はライブハウスを中心に方向性を活動し、また、研ナオコさんやかまやつひろしさんのバックバンドをしたり、高見沢さんがCMソングをアルバイトとして制作したりするなどしていく中で、自分たちで作詞作曲した楽曲が評価されて、「Alfee」という名前で再デビューを果たした楽曲が「ラブレター」です。
近年、高校野球のCMでおなじみの、「ショウワノート」のCMソングに起用されたものの、売上はあまり伸びませんでした。
♬それはあなたからの古いラブレター
懐しい文字で散りばめられた
あたたかい愛の言葉 波をうって
今も私の胸 熱くさせる
甘いワインにめまいを感じるよう
あなたとの恋という酒に酔いすぎていた
想えば やさしさにしばられたまま
明日をみつめて行くのがこわかった
想い出のラブレター 最初で最後の
熱い恋のかたみとして
このラブレター 破り捨てられない
女は想い出に すがり泣きたい時もあるから
P.S. I Love You いつまでも愛したいなんて
あなたの燃えるようなプロポーズと
心はうらはらにさめて行くようで
あゝ 思わずさよならきりだす
この楽曲がCMで流れていたころの記憶はありませんが、1980年代前半ころによく聴いていました。今では「ラブレター」なんて言葉は使われないと思いますが、こんな時代を懐かしく感じます。
なお、この楽曲はTHE ALFEEの1986年の野外コンサートのアンコールで歌われ、その直後のMCで高見沢さんが、「まさかこんな大勢の前(10万人)で歌うとは…」と涙ぐんだそうです。
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今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。