対戦相手は今季2度対戦して、2度とも負けている寿若鳥。同じ相手に3回も負ける訳にはいかないのだが。
試合は早くも初回から動き出す。
簡単に2アウトをとったが、ヒットを打たれ、立て続けに盗塁されてランナー三塁、そしてライトオーバーの2ベースを打たれて、あっさりと先制を許す。
しかし、その裏にすぐさま反撃。相手のミスとフォアボールで作った2アウト満塁。このチャンスにセンター前へタイムリーヒットが出て同点。
しかし、今日のいいところはここまでで終了。
2回にはノーアウト三塁を2アウト三塁までにしたが、ここから失点。
3回は2本のヒットでまた失点。
4回も2つのエラーで2アウトから失点。
それが、5回と6回にも・・・
結果は1-7という大差で四回戦敗退となり、ベスト8進出ならず。
寿若鳥
111 112 = 7
100 000 = 1
葡萄隊
負けの原因。もうはっきりとしていると思いました。
1つはアウトにできるはず、または1ベースで止められる打球が、アウトに出来なかったり、余計な進塁を与えてしまったりしたことでしょう。
「相手に隙を見せると、とことんそこを突いてくる」
再三再四、言われていたことなのですが、そんなことはどこ吹く風。完全に自滅パターンに陥ってしまいました。こうなると、負のスパイラルに陥ってしまい、声も出なければ、元気もなくなる。そして、さらにミスして行く・・・
やっぱり、声を掛け合うことでしょうね。
それもただ単に声を出すだけでなく。次のプレーをどうするのか、自分のところへ来た打球をどう処理するのか、お互いに確認しあうことが、必要だと考えます。これも、再三再四言われていることなのですが、どうも長続き、徹底しません。
もう1つは攻撃が淡白。別に初級から積極的に打っていくことはいいのですが、後ろに繋ごう、なんとかして塁に出ようという感じが、どの打席からも見られませんでした。自分の好きなボールなのか、どうなのかもよく判りません。ただ、やみくもに手を出しているような気がしました。これも、完全に負のスパイラルとしか言いようがありません。
意識過剰になっていることが問題ではないかと思う。
“自分が打たなければ”との焦りがあるのかも知れません。また、”自分が大きいのを打てばいい”という大物狙いがよくないことだと思う。
まじめな話。
今シーズンはあと2カ月半しかありません。チームの実力的には、今年はそう大差はないと思います。
最後はチーム全員が「勝ちたい」という気持ちで繋がっているかの差が出ているのだと考えます。
その気持ちを葡萄隊の子全員が持って、練習に、試合に臨んでくれることを期待しています。
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(ここから、もう一度、立ち上がろう!!)