「バカ子もなぁ、
一緒に暮らせるのも
あと数年やけん。
子どもはすぐ大きくなって、
家をでていくけんのう。
家族が一緒に住める年月っちゅーのは
まぁ少ねぇで?
あっという間じゃ。」
なんと母とみかんが突然入れ替わってしまい、そのままの姿でみかんの修学旅行と母の同窓会へと、想い出作りと想い出を求めに・・・という話です。
前出のセリフは、この映画のセリフの一部です。
子どもと言えども、一人の人間です。 この間まで、布団の上で「だぁ、だぁ」言っていて、 「早く立たないかな~」「早くしゃべらないかなあ~」「早く歩かないかなあ~」 なんて、勝手に期待していて、そのうち大きくなると 「小さい頃が懐かしい」 なんて、さらに勝手なことを親は言っちゃいます。
そのうち、思春期や反抗期が来て、扱うのも一苦労したり。 学校や友達のことで悩んでいたりして、ふてくされていたりして。
親としてみれば心配しているのに、なんだかな、と思ったりするのですが、そんな自分だって大なり小なり同じことをしていたに違いありません。
ふと思えば、一人の子と一緒に暮らしていられるのは20年ほどのこと。
人生の中では短時間です。 それを思えば、何もかも貴重な時間と言えるでしょう。
ちょうど、夏休みです。 DVDも出ていますので、このアニメを知っている方も、知らない方も親子で鑑賞してみてください。 この夏のおススメです。
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アニメあたしンち劇場版母がみかんに、みかんが母に 価格:¥ 399(税込) 発売日:2011-07-13 |
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映画 あたしンち [DVD] 価格:¥ 3,990(税込) 発売日:2004-06-25 |