1ヶ月あたりの生活費は、食費や水道光熱費、通信費などに項目分けができます。総務省統計局が公表する「家計調査(家計収支編)令和2年(2020年)」の調査結果では、1ヶ月(30日)あたりの生活費の平均は次のようになっています。
(ガソリンが高い!)
■一人暮らし(34歳未満の単身・勤労者世帯における生活費内訳):約15.2万円
住居(家賃地代、設備修繕・維持、設備材料など):38,426円
食費:36,400円
光熱(電気、ガス)+水道代:7,693円
家具・家事用品代:4,407円
被覆および履物代:5,497円
保健医療費:3,268円
交通費:3,604円
通信費:8,811円
その他:44,470円
■二人暮らし:約26万円
住居:18,545円
食費:77,264円
光熱+水道代:19,458円
家具・家事用品:10,357円
被服および履物:6,474円
保健医療:14,821円
交通費:23,118円
通信費:10,858円
その他:74,470円
■四人家族(夫婦+子ども二人):約31万円
住居:15,319円
食費:87,701円
光熱+水道代:24,121円
家具・家事用品:13,919円
被服および履物:12,095円
保健医療:12,778円
交通費:30,202円
通信費:16,807円
その他:103,091円
この中で「住居費」については寮や社宅の場合や、地域や物件によって大きく金額が異なるため参考程度になります。また、「その他」の中には教育費、交際費、自動車関係などの費用も含んでいます。また、年齢を重ねるにつれケガや病気などのリスクが高まり、病院に掛かる機会が増えることが原因であると思われます。
さて、過日、ちょっと興味のあるニュースコラムがありました。
戦国時代に1万人の軍隊を編成して合戦を行った場合、兵1人当たりの食費がいくらになるか?というものです。たとえば、兵1人が「1日3合」のお米を食べたとします。これが1万人となると、1日で3万合もの米が必要です。kg数で換算しますと、1合は約150gですから単純計算で1日に4500kgのお米を消費することになります。現代の米価格を1kgあたり500円として計算すると、総計225万円です。
これが1ヶ月としますと、食費だけで6,750万円も必要になるのです。もちろん、必要なのは食料だけはなく、馬や武器、兵の給料も必要ですので、1万人の軍隊を1ヶ月動かすだけで、現代の価格で約1億円以上かかったと思われます。
一方、現在進行形で進行している某国。一説によりますと、投入している戦力が25万人。陸上自衛隊の食費が1人1日あたり約900円とのことですので、食糧だけで1日約2億2500万円。これが1ヶ月となりますと、約67億5000万円もかかります。これに武器弾薬、給料なども含めると、1日約3兆円、1ヶ月で約90兆円を使っていることになるのです。
ただ、お金を失うのは勝手なことだと思いますが、そのお金で兵士や民間人の貴重な命が失われていることの方が問題だと考えます。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。