とりあえず、命名しておきました。
「統一球ゲート」
ちなみに「ゲート」とは
-gate - 政治スキャンダル事件を表す際、その名称によく使われる接尾語。ウォーターゲート事件に由来する。
という意味もあります。
ついに認めましたねNPB。
日本野球機構(NPB)は今シーズンから反発係数を上げた、”飛ぶ”ボールを使用していることを認めました。
これは労組・日本プロ野球選手会との事務折衝の中で明らかにしたそうです。
私が4月13日のブログ(http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/d05afed34bda07d736276d638037de5d)で怪しいと思っていたとおり・・・
昨シーズンは交流戦終了時点で331本塁打。今シーズンは交流戦終盤時で512本塁打の1.5倍。
選手会からは
「本塁打数も三割打者も増えており、ボールが変わっている」
「投手は昨年のボールに合わせて出来高払いなどの契約を交わしている。労働条件が変わっている」
と追及したことで、NPBが反発係数を調整したことを認めたそうです。
そこで
「あくまで範囲内に合わせようとした。統一球前のボールに比べれば、飛んでいない」
「(12球団に)知らせることで混乱してはいけないと思った。知らせなかったことで混乱を招いたかと言われると、そうかもしれない」
と言い訳しています。さらに、製造元のミズノにまで口止め(そりゃそうでしょうけど)する念の入りようです。
話は横道にそれますが、F1ではメルセデスが現行マシンと現行タイヤで“極秘”にテストを行ったという、1チームだけ有利になるようなルール違反(?)を巡っての“テスト・ゲート”騒動で国際法廷で審理されることになりました。仮にルール違反が確定すれば、選手権からの除外などの厳しい罰則が予想されています。
話を元に戻して。
昨シーズンまでのボールの反発力が基準よりも低いものが多く、規定内に収めるようメーカー側に指示して、元々の仕様に戻したとは言っても、昨シーズンとは明らかに違う”飛ぶ”ボールに変更されたことに変わりません。
現場を知らない事務方の仕事のやり方です(事務方が悪いという意味ではなく、こういう事務方もいるという悪い見本です)。
そして、もし、この変更が一部のチームだけが何らかの理由で事前に知っていたとしたら・・・まさか、ね。
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