野球小僧

一枚の写真から

先日読んだ本にプロカメラマンとして、こんなことが書かれていました。


「現地観戦以上の”興奮”と”情報”を読者に伝えること」


先日の塩筑大会三試合で撮った写真は約2,200枚(デジカメだからできる枚数)。
その中から、ブログに掲載する写真を1枚か2枚を選びます。


この「現地観戦以上の”興奮”と”情報”を読者に伝えること」という意味からして、私はプロではないものの、読んでいただいている方、仕事や事情があって応援に来られない方に伝えられているのかは正直不安なところです。


まあ、個人でやっていることですから、割り切ってしまえば楽ですが、こんなのでも読んで励みにしてくれている人があるとなれば、張り合いになるというものです。


この写真は先日の塩筑大会での一コマ。


Dsc01986


七回表。2アウト二塁でバッターが内野安打を打って、一塁へヘッドスライディングした場面です。


このとき、私は自チームとは反対側のスタンド側でこの写真を撮りました。
どこからか「ヘッドスライディングはいらないよ」と声が聞こえてきました。そこの声の主を探しましたが、判りませんでしたが。


確かに駆け抜けた方が早い。


でも、ヘッドスライディングには、アウトとかセーフだとかと言うこと以前に、ベースへの執念が伝わってくるプレーだと思っています。


写真も見方を変えれば主役も変わります。


この一枚の写真。
プロのようないい写真ではありませんが、バッターランナーの子の気持ちが充分に私には伝わって来ます。
でも、私が伝えられているかどうかは判りませんが。


野球に限らず、一つひとつのプレーに、一人ひとりの想いを持ったストーリーがあります。
そのストーリーがある限り、私はシャッターを押し続けたいと思っています。

コメント一覧

まっくろくろすけ
パンサーさん、こんばんは。
パンサーさん、こんばんは。


そうですよね。ヘッドスライディングって気持ちの現われの一つだと思いますよね。
以前、スワローズの宮本選手も言っていました。「チームを奮い立たせるプレーだと」(確か)。


>・・・ありえないことですが審判の心証でアウトコールがセーフに・・・
私の場合にはあり得ます。


さて、写真は、もう撮りっぱなしですから。
でも、「いいな」と思った写真は出来るだけ印刷して渡します。
その写真を見てもらって、また、活躍してくれる励みになることを祈ってのことです。


まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
eco坊主さん、こんばんは。


自分としては主役はファースト。でも、こうやって客観的に見直すとバッターランナーのヘッドスライディング。


うん、見方一つで変わるもの。
もっと、世の中を広く見ないといけないかもしれません。


さて、ピューリッツァー賞いいですね。そして、渡部陽一を目指したいです。
「これはシークレットなオペレーションですから」


パンサー
こんにちは。
こんにちは。









たった一言、









写真、たいへんですね。









全ての大会やチームの様子を撮り終えてからの
膨大な 写真データを整理するのは‥‥。









私だったらお手上げですねん。









いや、くろすけさんなら楽しみなのかなぁ?









もしかすると、この前、1年で1万枚になると教えて頂きましたが今年は勝ち進んで試合数も多いのですから、その倍以上になるんじゃないでしょうか?









さてヘッドスライディング、駆け抜けた方が早い‥‥うんぬんは別として、やってる本人は必死に塁に出ようとやっているだろうし、観ている観客などは、どう思うかは自由ではないでしょうか?









ヘッドスライディングすることによって、ファーストがエラーするかもしれないし、ありえないことですが審判の心証でアウトコールがセーフになるかもしれないし???









でも甲子園で最終バッターが平凡なゴロを打ち、誰が観てもアウトなのにヘッドスライディングしてその場でベース上で伏したまま動かなくなる場面をよく観てきたし、
プロだって少数派ですが全力疾走しながらヘッドスライディングやってますしねぇ。









私としては、大いにヘッドスライディングして沸かせてほしい。









ただ、怪我をしないという前提で。
eco坊主
おはようございます。
おはようございます。


よく撮れていると思いますよ!
ボールがミットに収まる直前で写っているのもナイスタイミングですね。

  もしかして、ピューリッツァー賞を目指していませんか!? まっくろきしんとして^^v


>野球に限らず、一つひとつのプレーに、一人ひとりの想いを持ったストーリーがあります。
>そのストーリーがある限り、私はシャッターを押し続けたいと思っています。
 ↑またまた名言ですね!(迷言ではない!!)

花に限らず、一つひとつのの植物に、生きている躍動があります。
その生への躍動がある限り、私はシャッターを押し続けたいと思っています。
  小生がパクルとこんなとこでしょうか^^;;
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