♬いのち短し 恋せよ乙女
あかき唇 褪(あ)せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日(あす)の月日は ないものを
「♬いのち短し 恋せよ乙女」の歌いだしで始まる、「ゴンドラの唄」は、1915年に作詞・吉井勇さん、作曲・中山晋平さんで発表された歌謡曲です。1915年4月26日~30日にかけて帝国劇場で行われた、芸術座第5回公演の一演目「その前夜」の劇中歌として生まれ、松井須磨子さんらが歌唱、大正時代の日本で流行しています。
有名なのは、1952年に公開された黒澤明さん監督の映画「生きる」の劇中歌で、主人公が雪の降る夜にブランコをこぎながら、この歌を口ずさんだシーンがあります。
また、その後も多くの方にカバーされています。2020年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送されたアニメ「啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)」のエンディングテーマ曲にも使用されました。
今日のミュージックビデオは、NHK連続テレビ小説「マッサン」でヒロインを演じた米女優シャーロット・ケイト・フォックスさんの歌手デビュー曲です。
また、1980年代後半には、私の友人がカラオケでよく唄っていました。
さて、春は出会いの季節でもあり、恋の季節でもあります。
長く寒い冬の厳しい季節を乗り越え、やっと暖かさを感じ始める春の気候や、一気に花が咲き始める情景が恋の始まりの心を連想させるからかもしれません。
あるアンケートにおいて男女3000人以上に、「どの季節に恋愛がしたいと思っていますか?」という質問において、男性約64%、女性66%が「春」と回答しているとのことです。
ちなみに、恋愛のときの気持ちにを表すときに使われるシンボルマークといえば、「♥(ハート / heart))」ですが、この「ハート」とは、「心」「心臓」などの意味を持つ英単語のことです♥「こころのこもった記号」って意味でも使われています♥
ハートマークの起源は凄く古く、一説によれば紀元前からその原型はあったらしいです♥
ところで、恋をするのは人間も動物も一緒です。
そして、ハートといえば公園、駅や神社などで警戒心なくとことこと歩いている「鳩」です。
先日、散歩した松本城の庭園での1シーンです。
(お互い、無関心な状況です)
(心がときめいた?)
(愛が生まれた瞬間。よくよくみれば、「鳩だけにハートマーク」になっています)
(末永く、お幸せに・・・)
鳩の寿命は、平均約10年といわれています。
与えられた寿命・環境の中で、精一杯生きているのは、鳩も人間も変わりません。命の重さも変わりません。
♬いのち短し 恋せよ乙女
黒髪の色 褪(あ)せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。