ベネッセコーポレーションが「進研ゼミ小学講座」にて、「2022年の出来事や将来に関する小学生の意識調査」を実施した結果、小学生の2022年流行語ランキング1位に「それってあなたの感想ですよね?(415票)」が選ばれました。
この言葉自体は最近のものではなく、もともとは2015年6月22日にテレビ朝日系で放送された「ビートたけしのTVタックル」における、ひろゆき(西村博之)さんの発言です。
このときは「ネットに規制は必要か?」というテーマで討論しており、規制に賛成する松本文明さん(衆議院議員)、紀藤正樹さん(弁護士)、古谷経衡(評論家)と、規制に反対するひろゆきさんと堀江貴文さん(実業家)が参加していました。
ひろゆきさんと堀江さんは、「バカなやつは結局何やったってバカなことする」「有効な対策にはならない」と主張。これに対して、
古谷:僕はあの、「昔からバカなやつがいて、それが今可視化してきただけだ」っていうのは、僕間違いだと思いますよ。それは明らかに、インターネットの生放送とか動画によってユーザーを巻き込む形で、どんどんどんどん、その投稿者とかまあ生主とかいう人が快感を得ているので、僕はどんどんどんどん増えていってると思います。だから一定程度昔からいると思いますけど
ひろゆき:それ「明らか」じゃなくてあなたの感想ですよね?
古谷:んまぁ、もちろんそうですけど、実際にそういう事例はありますよね?
というやり取りの中での発言です。ほかにひろゆきさんは「なんかそういうデータあるんですか?」「なんだろう、ウソつくのやめてもらっていいですか」などと発言していたようです。
小学生の間ではひろゆきさんの真似をしながら言い合うことがブームとなっているようで、「それってあなたの感想ですよね?」は、「友だちが言い訳をしてきたとき」「好きな動画チャンネルでアンチコメントを見たとき」「先生や友だちに『テストの点数が悪いな』と言われたとき」などに使うとそうです。
真面目なところで、こう相手から言われたならば多少「イラッ」とすることがあると思いますが、いろいろと話をしているなかではほとんどが、「これって私の感想」なのですから仕方がありません。今現在の、これを書いている私のブログの内容も大きなくくりでは同じですから。
この「それってあなたの感想ですよね?」については、ひろゆさんの自著「論破力」のなかで触れられており、「負けない議論のコツは逃げ道を残しておくにあり」と書いてあり、逆に「『絶対』とか『必ず』とか『明らかに』とか、いわゆる強調法を用いて逃げ道を塞いでしまう悪いパターンの具体例」としています。
たしかにそうです。数値で表せるデータとして「定量化」した方がわかりやすく説得力もあります。ただ、その基準値になるものも明確にしておかなければなりませんけど。
「それってあなたの感想ですよね?」は会社のなかで使うと本論から外れたところで議論になりますので、使用する際には注意した方がいいと考えます(これは、私の感想です)。
ちなみに、ひろゆきさんはインタビューのなかで、「(小学生の間で)『それってあなたの感想ですよね?』という口まねが流行っています。どのように言い返したらいいのでしょうか?」という問いに対して、こう答えています。
--------------------------------------------------------
黙って部屋の電気を消しましょう。
例えば、親が「早く寝なさい」って言ったら、子どもが「それってあなたの感想ですよね?」と言い返してきたとします。
よく考えてみてほしいんですけど、子どもは寝たいと思っていなくて、親は寝てほしいと思っている状況です。だから「早く寝なさい」はある意味、親だけの考えでもあるわけで、子どもが間違っているとも言いづらいんですよね。
もし子どもに早く寝てほしいのであれば、言い返すことなく、黙って部屋の電気を消して、寝るしかない環境を整えてしまえばいいと思います。人間ってつまらないラジオを流しておけばすぐ寝ますよ。英会話とかドイツ語とかいいんじゃないですか?
議論をするのではなく、環境をうまく使うことで、相手の行動ってある程度コントロールできますよ。
そもそもなのですが、僕のセリフが子どもたちに流行っているっていうのが、まねしたくなるようなマトモな大人が減っているっていう社会的な問題だと思うんですけど(笑)。
僕が子どものころには王貞治さんみたいに寡黙に合理的な努力を積み上げているような、ちゃんとした大人のロールモデルがもっといたような気がしますが・・・。
もっとまねしたくなるような立派な大人が増えてほしいです。
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ごもっともな感想です。
なお、小学生の2022年流行語ランキング2位は共感を示す相槌「それな(395票)」、3位には1990年代にギャルの間で流行した「ギャルピース(370票)」がランクインしており、2022年新語・流行語トップ10に入っていた「知らんけど(221票)」は6位でした。
小学生の間では新語が必ず流行っているとは限らないようです。知らんけど。
1位:それってあなたの感想ですよね?(415票)
2位:それな(395票)
3位:ギャルピース(370票)
4位:パワー!(297票)
5位:草(294票)
6位:知らんけど(221票)
7位:ぴえん(114票)
8位:キュンです(95票)
9位:〇〇しか勝たん(83票)
10位:美味しいヤミー感謝感謝(80票)
この言葉自体は最近のものではなく、もともとは2015年6月22日にテレビ朝日系で放送された「ビートたけしのTVタックル」における、ひろゆき(西村博之)さんの発言です。
このときは「ネットに規制は必要か?」というテーマで討論しており、規制に賛成する松本文明さん(衆議院議員)、紀藤正樹さん(弁護士)、古谷経衡(評論家)と、規制に反対するひろゆきさんと堀江貴文さん(実業家)が参加していました。
ひろゆきさんと堀江さんは、「バカなやつは結局何やったってバカなことする」「有効な対策にはならない」と主張。これに対して、
古谷:僕はあの、「昔からバカなやつがいて、それが今可視化してきただけだ」っていうのは、僕間違いだと思いますよ。それは明らかに、インターネットの生放送とか動画によってユーザーを巻き込む形で、どんどんどんどん、その投稿者とかまあ生主とかいう人が快感を得ているので、僕はどんどんどんどん増えていってると思います。だから一定程度昔からいると思いますけど
ひろゆき:それ「明らか」じゃなくてあなたの感想ですよね?
古谷:んまぁ、もちろんそうですけど、実際にそういう事例はありますよね?
というやり取りの中での発言です。ほかにひろゆきさんは「なんかそういうデータあるんですか?」「なんだろう、ウソつくのやめてもらっていいですか」などと発言していたようです。
小学生の間ではひろゆきさんの真似をしながら言い合うことがブームとなっているようで、「それってあなたの感想ですよね?」は、「友だちが言い訳をしてきたとき」「好きな動画チャンネルでアンチコメントを見たとき」「先生や友だちに『テストの点数が悪いな』と言われたとき」などに使うとそうです。
真面目なところで、こう相手から言われたならば多少「イラッ」とすることがあると思いますが、いろいろと話をしているなかではほとんどが、「これって私の感想」なのですから仕方がありません。今現在の、これを書いている私のブログの内容も大きなくくりでは同じですから。
この「それってあなたの感想ですよね?」については、ひろゆさんの自著「論破力」のなかで触れられており、「負けない議論のコツは逃げ道を残しておくにあり」と書いてあり、逆に「『絶対』とか『必ず』とか『明らかに』とか、いわゆる強調法を用いて逃げ道を塞いでしまう悪いパターンの具体例」としています。
たしかにそうです。数値で表せるデータとして「定量化」した方がわかりやすく説得力もあります。ただ、その基準値になるものも明確にしておかなければなりませんけど。
「それってあなたの感想ですよね?」は会社のなかで使うと本論から外れたところで議論になりますので、使用する際には注意した方がいいと考えます(これは、私の感想です)。
ちなみに、ひろゆきさんはインタビューのなかで、「(小学生の間で)『それってあなたの感想ですよね?』という口まねが流行っています。どのように言い返したらいいのでしょうか?」という問いに対して、こう答えています。
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黙って部屋の電気を消しましょう。
例えば、親が「早く寝なさい」って言ったら、子どもが「それってあなたの感想ですよね?」と言い返してきたとします。
よく考えてみてほしいんですけど、子どもは寝たいと思っていなくて、親は寝てほしいと思っている状況です。だから「早く寝なさい」はある意味、親だけの考えでもあるわけで、子どもが間違っているとも言いづらいんですよね。
もし子どもに早く寝てほしいのであれば、言い返すことなく、黙って部屋の電気を消して、寝るしかない環境を整えてしまえばいいと思います。人間ってつまらないラジオを流しておけばすぐ寝ますよ。英会話とかドイツ語とかいいんじゃないですか?
議論をするのではなく、環境をうまく使うことで、相手の行動ってある程度コントロールできますよ。
そもそもなのですが、僕のセリフが子どもたちに流行っているっていうのが、まねしたくなるようなマトモな大人が減っているっていう社会的な問題だと思うんですけど(笑)。
僕が子どものころには王貞治さんみたいに寡黙に合理的な努力を積み上げているような、ちゃんとした大人のロールモデルがもっといたような気がしますが・・・。
もっとまねしたくなるような立派な大人が増えてほしいです。
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ごもっともな感想です。
なお、小学生の2022年流行語ランキング2位は共感を示す相槌「それな(395票)」、3位には1990年代にギャルの間で流行した「ギャルピース(370票)」がランクインしており、2022年新語・流行語トップ10に入っていた「知らんけど(221票)」は6位でした。
小学生の間では新語が必ず流行っているとは限らないようです。知らんけど。
1位:それってあなたの感想ですよね?(415票)
2位:それな(395票)
3位:ギャルピース(370票)
4位:パワー!(297票)
5位:草(294票)
6位:知らんけど(221票)
7位:ぴえん(114票)
8位:キュンです(95票)
9位:〇〇しか勝たん(83票)
10位:美味しいヤミー感謝感謝(80票)
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。