フルネーム ; 中山雅史 (なかやま まさし)
生年月日 ; 1967年9月23日
出身地 ; 日本国 静岡県藤枝市
ポジション ; FW
選手歴
1990~93 ; ヤマハ発動機
1994~2009 ; ジュビロ磐田
2010~12 ; コンサドーレ札幌
ご存じ、「ゴン中山」さん。
1990年にヤマハ発動機サッカー部、1996年から2009年までジュビロ磐田でチームキャプテンを務めました。
先日の2014年FIFAワールドカップ・ブラジル大会アジア位予選最終戦での「ドーハの悲劇」での同点ゴール後のシーンは有名です。
日本代表としてフランスワールドカップ、日韓ワールドカップにも出場。Jリーグ最優秀選手賞1度受賞、得点王2回、ベストイレブン4度受賞。2つのギネス記録とJリーグシーズン最多得点、Jリーグ通算最多ゴール、J1での最年長記録、ワールドカップ本大会日本代表初ゴールなどの個人記録なども持つ。
2010年に年齢のこともあり、ジュビロ磐田から戦力外通告を受けも、現役にこだわりコンサドーレ札幌に移籍。
2012年12月、現役引退。
「僕が感じたのは、『骨折しても走れるんだ』っていう事と、『骨折ってまで走ってはいけない』という事ですね。良い子はマネしないように。」
これは、1998年FIFAワールドカップ・フランス大会でのジャマイカ戦の骨折についての言葉です。
日本代表のワールドカップ初ゴール・日本人初ゴールを決めた直後。相手選手と接触して脚を骨折しながらも試合終了まで走り続けたのです。
スポーツではケガが付き物。しかし、ケガがないことも、一番です。
それでも、こうやって、身体を張って試合に出場すること。その決意、情熱と精神力は立派です。
今だから、明かせることですが、中体連と中部日本。どうも・・・ここまでではありませんが、ケガ人がいたようです。
悔やんでいるとは思うのですが、その悔しさを今後の糧にすればいいでしょう。私はそう思います。
まあ、良い子だったのか、良い子じゃなかったのかは判りませんが、無理はしないことです。
「戦う気持ちを全面に出して練習・試合に臨みたい」
あるステージ以上になってくると、舞台も大きくなっていって、いつも以上に緊張してしまい、いつものプレーができないままということがあると思います。
そうなってくると、気持ちの面が大きく左右されてしまうこともあるでしょう。
だからこそ、練習時からも、気持ちを出していくことが大事なのです。
そして、ファインプレーやスーパープレーは必要ありません。
当たり前のことを当たり前にやること。
これが一番難しいことですけどね。早い話が、ミスしてはいけないということですから。
でも、ゴン中山さんはこうも言っています。
「当たり前のことを当たり前にやることが、実は一番スーパーなプレーだと思っています」