そんななかで最近の放送で私が興味を持ったのが、2023年3月18日18時30分からテレビ東京で放送された「「出川哲朗の充電させてもらえませんか?久能山東照宮から絶景!?<家康伝説>!久能山東照宮から絶景の<富士川街道>を126キロ」の回です。この回のゲストは沢村一樹さんと竹内涼真さんでした。
ということで、2023年3月20日に「久能山東照宮」へ行ってきました。
特に2023年1月8日から放送されているNHK大河ドラマ第62作「どうする家康」に興味があるから、徳川家康さんにゆかりのある地を訪問したのではなく。また、久能山東照宮に興味があったということでもありません。
その前に、久能山東照宮とは徳川家康さんを祭神としてまつる全国東照宮の創祀です。
家康さんは1542年12月26日三河国岡崎城(現;愛知県岡崎市)で生まれ、日本の歴史でも長い約260年にわたる江戸時代の礎を築いた方です。晩年は大御所として駿河国駿府城(現;静岡県静岡市)に居ましたが、1616年4月17日に亡くなります。
家康さんは生前に、自分の死後について「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸・増上寺(東京都港区)で葬儀を行い、三河国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎて後、下野(現;栃木県)の日光山に小堂を建てて勧請せよ、八州の鎮守になろう」(「本光国師日記」より)との遺言していました。
この遺命により遺骸(いがい)を久能山に埋葬し、その地に2代将軍・秀忠さんの命により久能山東照宮が1617年に創建されました。そして、一周忌を経て日光山輪王寺の境内に改葬されています(ただし、遺骸は久能山に埋葬されたままという説が有力です)。その日光山輪王寺は家康さんを神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)をお祀りするために、2代将軍・秀忠さんが1617年に造営し、3代将軍・家光さんが現在の形へと大改修し、久能山東照宮、日光東照宮が生まれています。
この久能山東照宮、日光東照宮は有名ですが家康さんを祭神とする東照宮は、実に全国に約700社が建立されています。これは江戸幕府が忠誠を示すために各藩のお寺に東照大権現(東照宮)を勧請したため、各地に祀られることになりました。ただ、明治政府の廃仏毀釈、神仏分離で現存する東照宮は約130社となっています。
私は日光東照宮と上野東照宮には行ったことがありますが、久能山東照宮は初めて。
標高216mの久能山のほぼ山頂にあり、静岡県静岡市駿河区と清水区の境界にある景勝地「日本平(にほんだいら)」からロープウェイで約5分、久能山駅から徒歩約1分の場所にあります・・・が、「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」を観て(番組では1159段を下っている場面)、「1159段」の石段(階段)を登ってみたいと思い立ったからです(なぜ、階段に興味を持っているかは、またの機会に)。
階段数だけ聞きますとまさしく修行レベルですが、久能山東照宮の関係者の方々は早い方で約7~8分で登るそうです。ちなみに、1159段の石段を昔の人は「いちいちごくろうさん」と洒落(しゃれ)を言いながら登ったそうです。
階段の途中からは駿河湾、伊豆半島、御前崎が一望でき、眼下には「いちご狩り」のできるビニールハウスが見られます。
空と海の淡い境目が、階段をのぼった疲れと汗を吹き飛ばしてくれるよう。いつまでも眺めていたくなる絶景です。
所在地:
静岡県静岡市駿河区根古屋390
アクセス:
電車・バスではJR静岡駅から静鉄バス日本平行きで35分、日本平下車、日本平ロープウェイで5分
車で東名高速道路清水ICから約12kmで日本平山頂、日本平ロープウェイで5分
ちなみに私は写真撮りながら約10分で登りきりました。もちろん、復路も石段を降って行きましたが、小さなお子さんや高齢の方々も一歩一歩踏みしめながら登って来ていました。
なお、石段推しの方もいらっしゃると思います。そんな石段推しの方に私が調べた石段を登り修行のできる寺社を入門編から悟りが開く編までご紹介します。なお、「〇」の付いている寺社は私の修行済の場所です。
86段:愛宕神社(東京都港区)
約200段:日光東照宮(栃木県日光市)〇
約200段:榛名神社(群馬県高崎市)
287段:久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町)〇
約300段:妙義神社(群馬県富岡市)〇
365段:伊香保神社(群馬県渋川市伊香保)〇
399段:長谷寺(奈良県桜井市)
約400段:最乗寺(神奈川県南足柄市)
540段:弥谷寺(香川県三豊市)
876段:金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)
808段:長命寺(滋賀県近江八幡市)
1015段:立石寺(山形県山形市)
1225段:羽黒山湯上神社(福島県会津若松市)
約1300段:伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区)
1368段:金刀比羅宮奥宮(香川県仲多度郡琴平町)
2446段:出羽三山神社(山形県鶴岡市)
3333段:釈迦院(熊本県下益城郡美里町)
修行の道のりは長い・・・。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
ということで、2023年3月20日に「久能山東照宮」へ行ってきました。
特に2023年1月8日から放送されているNHK大河ドラマ第62作「どうする家康」に興味があるから、徳川家康さんにゆかりのある地を訪問したのではなく。また、久能山東照宮に興味があったということでもありません。
その前に、久能山東照宮とは徳川家康さんを祭神としてまつる全国東照宮の創祀です。
家康さんは1542年12月26日三河国岡崎城(現;愛知県岡崎市)で生まれ、日本の歴史でも長い約260年にわたる江戸時代の礎を築いた方です。晩年は大御所として駿河国駿府城(現;静岡県静岡市)に居ましたが、1616年4月17日に亡くなります。
家康さんは生前に、自分の死後について「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸・増上寺(東京都港区)で葬儀を行い、三河国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎて後、下野(現;栃木県)の日光山に小堂を建てて勧請せよ、八州の鎮守になろう」(「本光国師日記」より)との遺言していました。
この遺命により遺骸(いがい)を久能山に埋葬し、その地に2代将軍・秀忠さんの命により久能山東照宮が1617年に創建されました。そして、一周忌を経て日光山輪王寺の境内に改葬されています(ただし、遺骸は久能山に埋葬されたままという説が有力です)。その日光山輪王寺は家康さんを神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)をお祀りするために、2代将軍・秀忠さんが1617年に造営し、3代将軍・家光さんが現在の形へと大改修し、久能山東照宮、日光東照宮が生まれています。
この久能山東照宮、日光東照宮は有名ですが家康さんを祭神とする東照宮は、実に全国に約700社が建立されています。これは江戸幕府が忠誠を示すために各藩のお寺に東照大権現(東照宮)を勧請したため、各地に祀られることになりました。ただ、明治政府の廃仏毀釈、神仏分離で現存する東照宮は約130社となっています。
私は日光東照宮と上野東照宮には行ったことがありますが、久能山東照宮は初めて。
標高216mの久能山のほぼ山頂にあり、静岡県静岡市駿河区と清水区の境界にある景勝地「日本平(にほんだいら)」からロープウェイで約5分、久能山駅から徒歩約1分の場所にあります・・・が、「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」を観て(番組では1159段を下っている場面)、「1159段」の石段(階段)を登ってみたいと思い立ったからです(なぜ、階段に興味を持っているかは、またの機会に)。
階段数だけ聞きますとまさしく修行レベルですが、久能山東照宮の関係者の方々は早い方で約7~8分で登るそうです。ちなみに、1159段の石段を昔の人は「いちいちごくろうさん」と洒落(しゃれ)を言いながら登ったそうです。
階段の途中からは駿河湾、伊豆半島、御前崎が一望でき、眼下には「いちご狩り」のできるビニールハウスが見られます。
空と海の淡い境目が、階段をのぼった疲れと汗を吹き飛ばしてくれるよう。いつまでも眺めていたくなる絶景です。
所在地:
静岡県静岡市駿河区根古屋390
アクセス:
電車・バスではJR静岡駅から静鉄バス日本平行きで35分、日本平下車、日本平ロープウェイで5分
車で東名高速道路清水ICから約12kmで日本平山頂、日本平ロープウェイで5分
ちなみに私は写真撮りながら約10分で登りきりました。もちろん、復路も石段を降って行きましたが、小さなお子さんや高齢の方々も一歩一歩踏みしめながら登って来ていました。
なお、石段推しの方もいらっしゃると思います。そんな石段推しの方に私が調べた石段を登り修行のできる寺社を入門編から悟りが開く編までご紹介します。なお、「〇」の付いている寺社は私の修行済の場所です。
86段:愛宕神社(東京都港区)
約200段:日光東照宮(栃木県日光市)〇
約200段:榛名神社(群馬県高崎市)
287段:久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町)〇
約300段:妙義神社(群馬県富岡市)〇
365段:伊香保神社(群馬県渋川市伊香保)〇
399段:長谷寺(奈良県桜井市)
約400段:最乗寺(神奈川県南足柄市)
540段:弥谷寺(香川県三豊市)
876段:金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)
808段:長命寺(滋賀県近江八幡市)
1015段:立石寺(山形県山形市)
1225段:羽黒山湯上神社(福島県会津若松市)
約1300段:伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区)
1368段:金刀比羅宮奥宮(香川県仲多度郡琴平町)
2446段:出羽三山神社(山形県鶴岡市)
3333段:釈迦院(熊本県下益城郡美里町)
修行の道のりは長い・・・。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。