2024年8月8日に気象庁は「南海トラフ巨大地震 臨時情報」で「南海トラフ巨大地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっている」として「注意情報」を出してから1週間。
「注意」情報では1週間を基本に日頃からの備えを再確認し、地震発生時にはすぐに避難する準備をするよう求めています。
現在の地震学では、地震発生の場所や時間を前兆現象などから言い当てる「地震予知」はできません。ネット上などにときどき出現する「未来から来た人」「自称:何らかの特殊能力を持っている人」などの方が予知・予言について、「信じる・信じない」は各々の方の考え方次第ではあるものの、他人に押し付けるようなことでもないと思います。
一方で今回、気象庁が発表した注意情報の根拠は、過去の統計に基づくものだそうですが、そもそも記録に残っている南海トラフ地震は約10回。
現在の地震学では、地震発生の場所や時間を前兆現象などから言い当てる「地震予知」はできません。ネット上などにときどき出現する「未来から来た人」「自称:何らかの特殊能力を持っている人」などの方が予知・予言について、「信じる・信じない」は各々の方の考え方次第ではあるものの、他人に押し付けるようなことでもないと思います。
一方で今回、気象庁が発表した注意情報の根拠は、過去の統計に基づくものだそうですが、そもそも記録に残っている南海トラフ地震は約10回。
そのなかで、直近であっても、
昭和東南海地震:1944年12月7日 三重県南東沖 M7.9/Mw 8.2
昭和南海地震:1946年12月21日 和歌山県南方沖 M8.0/Mw 8.4
なのですが、戦中、戦後の混乱などで正確な記録はあまりなく、それ以前においても科学的な記録はなく、調査の結果からの推定であり、今回の注意情報はあくまでも注意喚起であって、「発生する」と断言するものではありません。
ちなみに、気象庁が目安としている「1週間」というのは、国内外の過去の事例を調べたところ、今回の地震と同様の状況で7日以内に巨大地震が発生したのは1437例中6例で「数百回に1回程度」の危険度。
この確率が単純計算で0.4175%。
気象庁は8月8日の会見で注意情報の特性を踏まえて、「数百回に1回という意味で、決して高い確率ではない。それでも南海トラフ地震が発生すれば、激甚な被害が考えられる。注意してほしい」と呼びかけています。
何しろ、0%ではないですので可能性はあるでしょう。それは一定の期間をおいて地震が発生していることから歴史が証明しています。だからと言って、やたらと不安をあおるものでもないです。
でも、いまできることと言えば、万が一に備えること。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
この確率が単純計算で0.4175%。
気象庁は8月8日の会見で注意情報の特性を踏まえて、「数百回に1回という意味で、決して高い確率ではない。それでも南海トラフ地震が発生すれば、激甚な被害が考えられる。注意してほしい」と呼びかけています。
何しろ、0%ではないですので可能性はあるでしょう。それは一定の期間をおいて地震が発生していることから歴史が証明しています。だからと言って、やたらと不安をあおるものでもないです。
でも、いまできることと言えば、万が一に備えること。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。