第三試合。
朝はひんやりとした空気だったが、いつの間にか気温も上昇。コンディションとの戦いでもある。
第三試合はS尻西部中。第二試合を1-2でR小野中に負けているため、この試合は必死であろうから、容易な試合とはならない。
まさしく、そんな試合内容となった。
K陵中が勝てば、中信地区大会出場決定となり、二日目は一位・二位決定戦。
もし、負ければ、Bブロック全チームが1勝1敗となり、全チームによる特別延長戦による順位決定戦。
S尻西部中先攻、K陵中後攻で運命の試合開始。
1回表は三者凡退に抑える。その裏、1アウト二塁のチャンスを迎えるが得点できず。
2回、3回は両チーム得点なし。
4回表も三人で抑える。その裏、2アウトからランナーを出すが得点圏に進められずに終わる。
5回表も三人で抑える。裏の攻撃。ヒットとフィルダーチョイスでノーアウト一・二塁。送って1アウト二・三塁の場面でスクイズで先制点を狙うも、三塁ランナーがホームでアウト。しかし、2アウトながら満塁とするが、チャンスを活かせず、この回も得点できず。
6回表。2アウト一塁から打たれた打球は外野の頭上を越える一打。これがエンタイトル2ベースとなり、二・三塁。そして、次のバッターにライト前に運ばれてしまう。しかし、これが間一髪、ライトゴロとなりアウト。ピンチを切り抜ける。その裏。先頭バッターが3ベースで出塁。しかし、後続が抑えられ、得点できず。ホームが遠い。
7回表に入る前にアクシデント。暑さの影響か、足がけいれんし、倒れ込む選手がいたため、一時中断。治療の後、復帰し、試合再開。この表の守りは三人で抑える。その裏。2アウト後にヒットで出塁し、盗塁で二塁へ進む。そして、バッターの打球は外野の頭を越えるサヨナラ2ベースとなり、1-0で予選ブロック突破。
S尻西部中0000000 |0
K陵中 0000001x|1
初めに。
今日は大勢の方に応援に駆け付けていただき、心から感謝いたします。
無事に今日という日を迎えられたこと。OBの方、関係者、応援していただいている皆様のおかげです。
子どもたち全員が、その感謝の気持ちを持って臨んでくれたことだと考えます。
本当にありがとうございます。
さて、延長戦突入も頭をよぎった一戦でした。
6回の守りは運もあったことは確か。あの一打がフェンスで跳ね返る打球だった場合、確実に先制されていたと考えられます。
逆に7回裏の攻撃で最後の打球が同じエンタイトル2ベースでした。でも、ランナーを二塁に進めてあったことがサヨナラとなりました。
ランナーを一つでもホームに近づけるか。
たった一つの塁の違いが勝敗の分かれ目だったと考えます。
ただ、今日一日をとおして、プレーとプレー以外で反省すべきことも多々ありました。
良かったことは、いつまでもそのイメージとらわれ過ぎずに忘れること。
反省すべきことは、何がいけなかったかをもう一度思い出し、今日のうちに反省することです。
もう、次の試合は始まっているのですから。
これでBブロック一位通過となり、二日目にAブロック一位のS尻中と地区一位をかけての一戦となります。
残念なことに二日目に進めなかったチームに対して、ここからは恥ずかしい試合は出来ません。
これからの試合は彼らの想いを背負って戦って行かなければなりません。また、彼らの代表でもあります。
それが勝ち残ったチームが背負った使命なのですから。
Aブロック
一回戦
塩尻中 16-0 筑北中、聖南中 0-7 丘中
三位決定戦
筑北中 7-0 聖南中
決勝戦
塩尻中 5-1 丘中
Bブロック
第一試合
広陵中 3-0 両小野中
第二試合
両小野中 2-1 塩尻西部中
第三試合
塩尻西部中 0-1 広陵中