「初恋」は、1983年2月25日にリリースされた村下孝蔵さんの5枚目のシングル楽曲です。作詞・作曲は村下孝蔵さん、編曲は水谷公生さん、コーラスアレンジは町支寛二さんが担当しています。
1999年6月24日のこと。村下孝蔵さんが亡くなったというニュースがありました。私が村下孝蔵さんの名前を初めて知ったのは、初恋の1つ前のシングル楽曲の「ゆうこ」だったと思います。そして、この初恋が大ヒット。ただ、当時、村下孝蔵さんは体調を崩しており、TVなどへは出演していなかったと記憶しています。
この初恋がヒットしたときの村下孝蔵さんは30歳。デビューが1980年5月の27歳のとき。亡くなったのが46歳、約20年という短い年月ではあり、今から約40年前の楽曲ではありますが、今でも村下孝蔵さんの多くの楽曲は私の心のメロディラインのようなものです。
村下孝蔵さんの初恋がヒットした時代といえば、まだ、インターネットやスマートフォンなどはない時代です。電話とか手紙、または直接会って想いを伝えるような時代だったです。
また、楽曲イメージのミュージックビデオ(MV)はまだ時代的に浸透しておらず、この楽曲のクリップも当時制作されていませんでした。今回、「初恋」を現代的な解釈で映像化するというコンセプトにより、初のMVが制作され公開されました。
♫五月雨は緑色
悲しくさせたよ一人の午後は
恋をして淋しくて
届かぬ想いを暖めていた
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
浅い夢だから 胸をはなれない
いかにも現代的なイメージです。スマホのカメラを通したときだけ、好きな相手に近付けるという心。まるで、一定の周期で揺れ動くのが振り子のように揺れる心を表現した、村下孝蔵さんの詞です。
なお、村下孝蔵さんの命日である6月24日は、「初恋」のワンフレーズと、梅雨の時期であることより、「五月雨忌」と呼ばれ、2017年まで追悼イベント・ライブが行われていました。
初恋はうまくいかないからこそ、いつまでも美しい思い出となって心に残るのでしょう。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。