「バナナカステラ / 株式会社リマ - 野球小僧 (goo.ne.jp)」ということで、久しぶりにバナナを食べてみることにしました。どのバナナでもいいのですが、どうせ食べるのでしたら以前から気になっていた、「幻のバナナというシールが貼られていた、あいつを買いに行こう」ということで、「ゼスプリ ルビーレッド」が販売されているスーパーよりもさらに遠いスーパーへと遠征です。
それがタイ産の幻の「グロスミシェル種」です。
現在、国内のスーパーで普通に販売されているフィリピン産やエクアドル産などのバナナの品種のほとんどは「ジャイアントキャベンディッシュ種」の系統になるそうですが、1950年ころまでに世界で食べられていたバナナが、このグロスミッシェル種だそうです。
何が「幻」なのかと調べたところ、1950年代にバナナの病気「パナマ病(フザリウム菌病)」によってグロスミッシェル種が大きな被害を受けてしまい、この病気への抵抗力のあるキャベンディッシュ種が一気に進められました。その結果、1960年代には世界中からグロスミッシェル種は姿を消してしまいました。
ところが、2000年ころにタイでフツーに栽培されていた「ホムトン種」というバナナを調べたところ、これがグロスミシェル種だったということが発見されたということから、「幻」ということで呼ばれているらしいです。たとえるならば、「バナナ界のシーラカンス」とでもいえばいいのかもしれません。
バナナといえば、甘くねっとりとした触感があるような記憶ですが、このグロスミッシェル種は特別甘いという感じではなく、さらにあっさりとした触感です(個人の感想です)。また、「バナナカステラ」には及びませんが、バナナらしい香りを感じさせる成分酢酸イソアミルがキャベンディッシュ系よりも多く含まれているそうです。
今回は「約5日連続バナナとキウイを食べる生活」でしたが、機会があれば、また、食べてみたいと思えるようなバナナでした。
タイでは通年にわたって栽培されているということで、よほど人気が高まって売り切れていない限り、購入できそうです。ちなみに、日本でも栽培されています。
なお、あまり人生の役に立たないどうでもいい知識を一つ。
このグロスミッシェル種のバナナを買ったのが、北関東系のスーパー「ベイシア」さんです。このベイシアさんは、近年、何かと話題の「ワークマン」を傘下に持っているのです。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。