今年のプロ野球が開幕まで、あと3ヶ月を切りました。そういう訳で、ちょっと早い?順位予想です。
今日は、ご祝儀付きのセントラル・リーグ編です。
1位 読売ジャイアンツ
FAで山口俊選手、森福允彦選手、陽岱鋼選手と実績を残している史上最多の3人を獲得、トレードで2012年MVPの吉川光夫選手、新外国人として元楽天のマギー選手、そして最速164km/hを誇る眉唾物の剛球リリーバー・カミネロ選手を獲得。30億円とも言われるなりふり構わない補強を考えれば優勝は間違えないでしょう。ただし、その補強効果にも疑問が残るとは思えるでしょうけど、戦力値だけを考えるならばやはり優勝候補であるのは当然でしょう。ただし、その新戦力だけでV奪回が出来ないのが、この業界です。伸び悩む若手選手がモチベーションを持ったままでの成長が必要でしょう。2年目を迎えた高橋由伸監督にとって、早くも正念場だと思います。とりあえず、本音は逆順ですので、この1位はご祝儀付きです。
2位 東京ヤクルトスワローズ
隔年確変のスワローズ。2015年のリーグ覇者の再浮上の年でしょう。昨年は5位と低迷しましたが、原因は主力のケガ人続出でしたので、ケガが治った今年は額面どおりの活躍であれば、2位は堅いところでしょう。小川泰弘選手、石川雅規選手の左右エースの2人に加え、メジャー30勝の新外国人右腕・オーレンドルフ選手、さらに館山昌平選手、由規選手が復活すれば充分に戦える投手陣です。野手陣もケガややスランプに悩んだ畠山和洋選手、川端慎吾選手、雄平選手らが本来の能力を発揮できれば・・・「ケガさけなければ」優勝争いも可能でしょう。
3位 中日ドラゴンズ
森和繁新監督の下でチーム再建中ですが、戦力的に考えると未知数が大きく、レギュラー固定も2~3ポジションしか固まっていません。以前、厳しい状況と言わざるを得ない状況です。現時点で予想をするならばBクラス筆頭と思えます、ここは新首脳陣の力でAクラスです。FA流出濃厚と思われていた平田良介選手、大島洋平選手の主力2選手の残留は大きいですし、昨季ともに7勝に終わった大野雄大選手、若松駿太選手に、ドラフト1位の柳裕也選手がブレイクすれば大外から一気に来るでしょう。野手では2年目のビシエド選手の再爆発と新外国人選手のゲレーロ選手の爆発。高橋周平がフルシーズン活躍できれば、予想を覆すことは充分出来ます。
4位 広島東洋カープ
25年ぶりの優勝を成し遂げたカープは黒田博樹さんが引退した以外に大きな選手変化はありません。逆にドラフト以外での大きな補強もありませんでした。顔ぶれとしては現状維持となります。実はそこが一番の落とし穴になるような気がします。昨年のような「神っている」チーム状況にはならないと思います。その中で、何か変、何かおかしいぞとなり、その原因を追いかけているうちにシーズンは進んでいくように思えます。昨年と同じようなチームの雰囲気、ファンの盛り上がりになるかどうか。その道のりは想像以上に険しいものになりそうな気がします。
5位 横浜DeNAベイスターズ
昨年はラミレス監督の下で球団初のCS出場を果たしました。でも、借金2だったのです。打線は打撃二冠を獲得した筒香嘉智選手の充実により自信を持ち、既に一番センター・桑原選手、二番ライト・梶谷選手、三番ファースト・ロペス選手、四番レフト・筒香選手、そして六番ショート・倉本選手という布陣構想を発表しており、そこそこ充実しているのは確かです。問題は山口俊選手が抜けたピッチャー陣になりますが、新外国人のウィーランド選手と、パットン選手の出来次第でしょう。まだ、上位の常連になるには、チーム全体としての総合力が足りなさそうです。
6位 阪神タイガース
FAで糸井嘉男選手を獲得したものの、ゴメス選手の退団でプラスマイナス・ゼロ。ベテラン選手の鳥谷敬選手が復活できるか、40歳になる福留孝介選手が好調を維持できるかどうか。若手育成と言っている割にはベテランにチームの浮沈がかかっている状況です。ピッチャー陣では岩貞祐太選手の成長は大きいものの、逆に能見篤史選手に衰えが見えつつあります。藤浪晋太郎選手は不振から脱出するでしょうけど、やっぱり、若手が頭角を現すことが出来るかどうかです。2年目の金本監督がどこまで我慢できるか、ファンもどこまで我慢できるか、チームもどこまで我慢できるか。あまりにも期待が大きすぎるチームなので、ちょっとした狂いで低迷してしまう可能性はありそうな気配です。
当たるも八卦当たらぬも八卦 。シーズン前はG党のお方「いい夢見ろよ!」。