野球小僧

2019 中日ドラゴンズ 合同自主トレ

1月中旬になり、ちらほらと合同自主トレが始まったニュースが聞かれています。

おどろいたのは、1月15日から始まった、我らが中日ドラゴンズ選手会合同自主トレ。全国区ニュースで取り上げられたのにも驚いたのですが、練習開始の10時前には100人ほどの行列ができ、この日の練習観覧者が650人にもなったというのです。平日の3日間で2442人が集まったそうです。そして、昨日の土曜日には、1日だけで2025人の練習観覧者が集まったそうです。これは私の地道な広報活動の結果ではなく、まぎれもなく、根尾選手効果というところでしょう。

さて、この合同自主トレですが、参加する選手はジャージ姿ではあるものの、ベテラン選手や外国人選手を除いた、ほぼ全選手で行っています。

まず、ジャージ姿なのは、ただ単にユニフォームを着て練習してはいけないからです。ユニフォーム着用しての練習が許されるのは野球協約で球団が拘束できる2月1日から、おおよそ秋季キャンプ、秋季練習などが終わる11月末頃までと定められています。同様に1月中の練習では、監督・コーチが選手を指導してはいけないため、合同自主トレには、監督・コーチも普段着のままで見守っているだけであり、選手会の選手会長などが中心になって、練習します。

ただし、メニューは個々に任せられているのがほとんどで、ウオーミングアップだけは全員で行うというのが一般的です。自分の練習したい内容になります。投手は投手で集まり、野手は野手で集まってやることが通例ですが、体力作りや筋力トレーニングに集中したければ、それでよいし、ブルペンで投球練習をしたければ、してもいいというようなものです。と、合同でなくてもいいのではないかという感じもします。

でも、集まるには集まるなりの理由があります。まずは、やっぱり1人でトレーニングするよりも、複数の選手で行った方が刺激的であるということです。つまり、練習を妥協しなくなるということです。また、合同で実施することで、新人や移籍選手なども新戦力が早くチームに溶け込めることができる、という点が挙げられます。

ある球団関係者は「キャンプインからの合流になると特に新人選手なんかは、極度の緊張でまともなコミュニケーションも取れぬままに初日、第1クールと過ぎていってしまう」と説明します。確かに、キャンプに入る前の時期の方が、時間的な余裕はあります。ルーキーからすれば、キャンプインの4、5日前からチームで一緒に練習し、食事を共にすれば、緊張がほぐれ、良い緊張感でプロとしてのスタートを切ることができるでしょう。

さて、キャンプインまでもう少し。これだけ注目されていますので、勝たなければならない、責務も出てきたドラゴンズ。楽しみですね。


コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
この週末に合同自主トレを観に行こうかと思ったのですが、まあ、この騒ぎの中で大変だなと思い断念しました。

人気あるのもいいですが、遠くから観に行くのが大変になるのは困るしなあ。

ほー、読売さんは来週、宮崎で合同自主トレが始まるのですね。
eco坊主
おはようございます。

ちらほらと雪も舞い、じゃなくて球春の便りが聞こえてきますね。
孫にボールを買い与えようとして妻に止められた私です(笑)

さて、竜の合同自主トレの集客はまっくろくろすけさんの地道な広報活動の結果でしょ!与田新監督でも松坂選手でもなく増してや根尾選手でもなく貴殿の活動結果です!!

>勝たなければならない、責務も出てきたドラゴンズ。
↑責務に結果が伴わないのもこの世の性ですから~残念!!
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