昨日までの雨も止み、県内4会場で開催される県大会。
泣いても笑っても、ひとかけらの悔いも残さないような試合でありたい。
個人的には4年前のベスト8超えを果たしてもらいたい。
一回戦の相手は北信地区一位のN宮中。
昨年の長野県中学校軟式野球 ジュニア強化技術講習会Aブロック二回戦(新人戦)以来の再戦(1-2で逆転負け)。その時のリベンジ戦でもある。
N宮中先攻、K陵中後攻で試合開始。
この試合は一回表先頭バッターの打球はサード頭上の強烈なライナーで幕を開ける。
1回表。先頭バッターの打球はサード頭上の強烈なライナー。これをジャンプ一番で好捕し1アウト。次のバッターは出塁させてしまったものの、後続を抑える。
1回裏の攻撃は三者凡退。
2回表。この回も1アウトからランナーを出し、2アウト二塁となるが、後続を抑えて0点に抑える。
2回裏。先頭バッターが2ベース。送りバントで1アウト三塁とし、次のバッターの内野ゴロでホームを狙うがアウト。ランナーが一塁に残るも無得点。
3回表。先頭バッターがヒットで出塁。1アウト後の内野安打で一・二塁とピンチを広げ、次のバッターにタイムリーヒットを打たれ1点先制される。さらに満塁とされ、次のバッターはエンドラン。しかし、これが外野フライとなり2アウト。そして次のバッターも打ち取り、この回1点のみに抑える。
3回裏。2アウトからヒットでランナーを出すものの得点なし。
4回表。1アウトからヒットを打たれるが、得点を与えず。
4回裏。1アウトから2ベースで出塁。
けん制でランナーが誘い出されるが、盗塁成功の形になり、ランナー三塁。ここでタイムリーヒットが出て同点に追いつく。
5回表。先頭バッターを内野ゴロエラーで出塁させ、ノーアウト二塁のピンチ。しかし、後続三人をフライで打ち取り、ピンチを脱する。
5回裏。こちらも先頭バッターを相手のミスで出塁させる。1アウト後、盗塁と相手のバッテリーエラーで三塁へと進め、次のバッターの内野ゴロの間にホームを狙うがアウト。2アウト一塁となるが、2つの盗塁とフォアボールで一・三塁と再び勝ち越しのチャンス。しかし、次のバッターを打ち取られ得点できず。
6回表。2アウトからフォアボールでランナーを出し、次のバッターにもヒットを打たれ一・二塁のピンチ。しかし、次のバッターを打ち取りピンチを脱する。
6回裏。一回裏以来の三者凡退。
7回表。この試合初めて三人で攻撃を抑える。
7回裏。先頭バッターがフォアボールで出塁。これを送って1アウト二塁の一打サヨナラのチャンス。次のバッターは打ち取られ2アウト二塁。そして、次のバッターの打球はセンターへのヒット、しかし、二塁ランナーは三塁ストップで一・三塁とチャンスは続く。だが、次のバッターは打ち取られサヨナラならず。
ここからは延長戦。
8回表。この回も三人凡退でキッチリと押さえる。
8回裏。先頭バッターがフォアボールで出塁。ここも送って1アウト二塁と再びサヨナラのチャンス。次のバッターの二球目にエンドラン。相手のファーストを強襲し、打球がファールゾーンに転がる。これを捕ってバッターランナーにタッチを試みるが、間に合わない。その間に二塁ランナーがホームを狙う。キャッチャーミットに送球が吸い込まれタッチに向かうが、それよりも早くランナーがホームベースを滑りぬけて、サヨナラ勝ち。
N宮中01000000 |1
K陵中00010001x|2
毎回のようにランナーを出していましたが、守り切っての勝利。
ただ、先頭バッターを出したのは2度だけで、後は1アウト後であったのが、まだ良かったです。
一方、攻撃の方は、これも毎回のようにランナーを出すものの、得点にはなかなか繋がらず。
これが県大会なのです。
でも、チャンスに攻めた結果での0点が続いても、スタイルを貫きとおした結果が、サヨナラ勝ちに繋がったと考えます。
1点を取るのがどんなに大変なことか。
中体連県大会での一勝。同じ一勝でも、4年ぶりの一勝となりました。
価値のある一勝です。
この勝利が続くよう、二回戦も全力で臨まなければなりません。
Aブロック 筑北村やすらぎスポーツ広場野球場
広陵中(中信四位) 2-1 南宮中(北信一位) 延長八回
高森中(南信三位) 2-1 浅間中(東信二位)
Bブロック 茅野市運動公園野球場
川中島中(北信四位) 1-0 箕輪中(南信一位)
清水中(中信二位) 2-0 臼田中(東信三位)
Cブロック 塩尻市営球場
小諸東中(東信四位) 4-3 塩尻中(中信一位) 延長8回
豊野中(北信三位) 2-0 春富中(南信二位)
Dブロック 筑北村本城球場
丸子中(東信一位) 3-1 南箕輪中(南信四位)
丘中(中信三位) 3-0 更北中(北信二位)