「夏の終わり」といえば、楽しい夏休みの最後に壁となって待ち受けるのが、「夏休みの宿題」です。
宿題を終わらせるタイプにはいろいろパターンがあると思います。たとえば、
逃げ:休み開始直後から終わらせ、そのままゴールインすることを目指す
差し:休み前半からコツコツと終わらせ、第4コーナー付近からゴール手前で一気に終わらせる
追い込み:休み前半は何もせず、最後の直線で瞬発力を発揮して一気に終わらせる
自在:どのような状況であっても、ゴールに向けて自在に終わらせることができる
などです。これらはプリントやドリルのように量的に決まったものであればゴールもわかりやすいのですが、頭を悩ませるのが「自由研究」だと思います。
自由というだけあって、テーマを決めるまでが悩みなものと、どこまで研究として追及していくのかも悩みだと思います。さらに、簡単なものを選んでしまっても、難しいものを選んでしまっても、まとめには苦労します。結局は無難なものに落ち着くことが多いとは思います。
ただ、最近の自由研究では、時代も変わってきているとつくづく思うようなテーマがあるようです。
たとえば、「学研」のHPにはこんなテーマがあります。
■プログラミングでお城の観光ガイドマップをつくろう
対象:小学3~6年生
かかる日数:3日
きみの地域にあるお城と、その周りのオススメスポットを調べて、きみだけのお城観光ガイドマップをつくろう。
地図でプログラミングができる「まなっぷ」を使つかうと、動きのある楽しいまとめ方ができるよ。
この自由研究は手描きの地図でももちろんつくれるけど、「まなっぷ」ならプログラミングで簡単にガイドマップをつくることができるよ。
「まなっぷ」を使うと、デジタルの地図に写真やイラスト、紹介文を簡単に表示したり、キャラクターなどを動かしたりできるよ。
というようなものです。ちなみに、「パナップ」は、江崎グリコから発売されている、カップタイプのバニラアイスの中にフルーツ味などのソースが入っているアイスクリームです。
なお、先日、とある小学六年生の自由研究についてネットニュースで取り上げられていました。その内容が、
「どうしてきょうだい喧嘩が起きるのか」
というもので、夏休み中の100バトルを基に、「誰と誰が一番よく喧嘩したのか」「原因はなんなのか」などが細かく記されています。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。