第97回全国高等学校サッカー選手権大会長野県大会は11月3日、松本市のサンプロアルウィンで決勝が行われました。都市大塩尻高が上田西高を2-0で下して、3年ぶり5回目の優勝を飾りました。都市大塩尻高は、長野県代表として、年末年始に首都圏で開催される全国大会に出場します。
実は3日はルーキーリーグを観に行くか、高校サッカー決勝を観に行くか、中日ドラゴンズの秋季キャンプを観に行くか、別のライフワークへ行くかで悩み、結果、ルーキーリーグ観戦と浅間温泉新そば祭りへ行ってきました。ということで、サッカーはTV観戦しました。
3年ぶりの王座返り咲きを狙う都市大塩尻高は、連動性の高い攻撃力が健在で、 球際に強い上田西高守備陣を崩せるかが、一方の連覇を狙う上田西高はロングボールを前線に蹴り込む攻撃が徹底されています。
前半、都市大塩尻高はサイドを起点にして、速い攻撃を仕掛けるものの、上田西高の堅い守備に阻まれてしまいます。対する上田西高はロングボールやロングスローからゴールを狙うものの、都市大塩尻高のGKやセンターバック中心に無得点に封じられます。
後半になると、徐々に都市大塩尻高の攻撃時間が多くなり、上田西高GKの好セーブでゴールこそ割れなかったものの、決定機を作るなど流れを傾けてきます。そして、31分に相手ゴール前のFKからの流れで、最後にヘディングで上田西高ゴールを割り、先制します。試合終了間際には、上田西高がパワープレーでGK攻撃参加で無人になったゴールに蹴り込んで、2点目を追加して、勝利を飾りました。
(準決勝までの結果です)
都市大塩尻高サッカー部は信州工高時代の1995年全国高校総体に初出場。武蔵工大二高に校名変更した2008年度に選手権初出場し、全国1勝を果たしています。2009年に校名を都市大塩尻高に変更してからも2011年度、2014年度、2015年度に全国切符を掴み、今回3年ぶり5度目の全国出場となります。
会社帰りで練習しているところをよく見かけます。成長を見続けているわけではありませんが、全国での活躍を期待します。