さて、血液検査や尿検査は、さまざまな人間の身体の今の健康状態を知る大きな手掛かりになります。一般に基準値よりも結果が高いと危険で、低ければ低いほど健康と思っている場合が多いと思われますが、低ければいいというものではないようです。
たとえばコレステロールですが、悪玉コレステロールとも呼ばれる「LDLコレステロール」は低すぎる場合、甲状腺や肝臓に異常がある可能性もあるようです。中性脂肪は身体のエネルギー源になります。数値が高いともちろん肥満状態を表すのですが、逆に低すぎると疲れやすく、体力も低下してしまうようです。
私の場合、「こちら(コレステロール、中性脂肪)は問題ないですよ」とのことでした。しかし、「あ~、栄養不足かもしれませんよ」といわれてしまいました。
注目すべき項目は次のものでした。
■AST(GOT)/ALT(GPT)
肝機能の指標「AST(GOT)」と「ALT(GPT)」は、いずれもビタミンB6と結びつくことでたんぱく質の元となるアミノ酸を合成する酵素として働く体内成分です。ALT(GPT)のほうがAST(GOT)より3以上低い場合、疲労の原因となるB6不足の可能性があるとのことです。どうも、最近、疲れているのは気のせいではなかったのです。
■γ(ガンマ)-GTP
お酒を飲む方が気にする数値ですが、私はお酒を飲みません。この数値が低い場合、たんぱく質摂取不足による「低たんぱく」の指標になるそうです。低たんぱくの場合、「やる気が出ない」「疲れやすい」「むくみやすい」などの不調の原因になることがあるとのことです。やる気はいつもないですが。
■CHE(コリンエステラーゼ)
小倉優子さん関係ではなさそうです。これは肝臓で合成される酵素で、肝臓のたんぱく質合成能を反映しているそうです。肥満や脂肪肝では上昇することがあるそうですが、低値は肝機能低下と低栄養状態があり、急性・慢性肝炎や肝硬変、急性重症感染症、慢性消耗性疾患、悪性腫瘍などがあるとのことです。そのほかの肝機能が正常値の場合は、慢性的な低栄養状態が考えられるとのことです。私はまさしく、これです、これ。
諏訪湖が夏になると富栄養でアオコが大量に発生するように、この富栄養化の現代社会において、こともあろうに栄養不足とは・・・。たぶん、たんぱく質が不足しているのかな?と思っている次第です。
何しろ、血液検査結果で現れる数値は不足している栄養素を正直に示していることが多いそうです。バランスのいい食事を心がけ、適度な休養を取るのはもちろん、数値に関連した不足栄養素を意識的に摂ることでしょう。
■AST(GOT)/ALT(GPT)の差が大きい
ビタミンB6を摂る。たとえば、赤身の魚、青魚、レバー、バナナなど
■γ-GTPが低い
たんぱく質を摂る。たとえば、鶏ささみ、赤身のお肉、ローストビーフなど
とはいうものの、毎日、大間のマグロの大トロと、松阪牛A5ランクのひれ肉300gは高くて食べられませんし・・・。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。