とある地方の首長がパワハラ疑惑などを文書で告発された問題。(切り抜き)ニュースを見聞きしている限りでは、私にとってあ然とさせられることばかり。
県議会調査特別委員会(百条委員会)が2024年8月30日に開かれ、本人への証人尋問が行われました。委員らはチャットの履歴をもとに、本人が深夜に職員らにダメ出しを繰り返し、職員らが即座に謝罪するなどしていたとして、「異常だ」と非難。その本人は「改める」などと述べているようですが・・・。
たとえば、2023年の夏、電子商品券を周知するために作成した広報用うちわに自身の顔写真や文言を掲載するようにチャットで指示した時間。この時間は午後9時20分ごろ。そのあと、午後11時過ぎまでやりとりが続き、「翌日の朝、関係者を集めれば30分で決まる内容だった」と指摘。
これに対して当の本人は、「(チャットのメンバーは)勝手知ったる仲」だとし、「事業について早めに伝えた方がいいと思った」と弁解。
また、別の日の午後11時ころ。米国上院議員の政策について分析を依頼する内容のチャットを投稿。翌朝午前6時に職員から「承知しました」と返答があり、百条委の委員は「異常だと思う」と非難。
このほか、県立美術館の休館や、別のイベントの開催日程についての報告がなかったとして、午前0時過ぎに職員を追及する投稿を送るなど・・・。
「負担を感じていた職員がいるならおわびしたい」と陳謝したものの、この深夜残業代はどうなっているのか?・・・という次元ではないでしょう。
これらに対して、なんと、「チャットは電話と異なり、見たときに反応できる。私としてのアウトプットの出し方だった。伝え方ややり方がよくなかったのなら改めていく」と淡々と述べたとのこと。
まだ、その座に居続けるつもりなのでしょうか・・・。
この本人と幹部職員が交わした約1年分のチャットの履歴をTV局が調べたところ、2023年4月から2024年3月までの1年間で、本人が送信者または受信者となっている投稿は全部で4885件、このうち約半数2165件の投稿が、深夜・休日などの業務時間外に送られおり、告発文書のなかには、「チャットによる時間お構いなしの指示が矢のようにやってくる」などとの指摘もあったとのこと。
8月に非公開で行われた証人尋問では一人の幹部職員が、「チャットで深夜や休日に思い付き・不要不急の指示を出し、『即レス』を求めてくる」などと証言したということです。
パワハラ、税金キックバック、おねだり・・・県庁職員のアンケートでも多くの疑惑が明らかになるも百条委員会の証人尋問では否定を貫き、辞職を迫られるなかでも辞めない(結果的に不信任決議案可決)。
自分だけの認識。終始、自分だけの理屈100%オンパレード。ある意味、まったく、ブレずにいられることには感心しちゃうとともに、確かに「異常」だとしか思えません。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
県議会調査特別委員会(百条委員会)が2024年8月30日に開かれ、本人への証人尋問が行われました。委員らはチャットの履歴をもとに、本人が深夜に職員らにダメ出しを繰り返し、職員らが即座に謝罪するなどしていたとして、「異常だ」と非難。その本人は「改める」などと述べているようですが・・・。
たとえば、2023年の夏、電子商品券を周知するために作成した広報用うちわに自身の顔写真や文言を掲載するようにチャットで指示した時間。この時間は午後9時20分ごろ。そのあと、午後11時過ぎまでやりとりが続き、「翌日の朝、関係者を集めれば30分で決まる内容だった」と指摘。
これに対して当の本人は、「(チャットのメンバーは)勝手知ったる仲」だとし、「事業について早めに伝えた方がいいと思った」と弁解。
また、別の日の午後11時ころ。米国上院議員の政策について分析を依頼する内容のチャットを投稿。翌朝午前6時に職員から「承知しました」と返答があり、百条委の委員は「異常だと思う」と非難。
このほか、県立美術館の休館や、別のイベントの開催日程についての報告がなかったとして、午前0時過ぎに職員を追及する投稿を送るなど・・・。
「負担を感じていた職員がいるならおわびしたい」と陳謝したものの、この深夜残業代はどうなっているのか?・・・という次元ではないでしょう。
これらに対して、なんと、「チャットは電話と異なり、見たときに反応できる。私としてのアウトプットの出し方だった。伝え方ややり方がよくなかったのなら改めていく」と淡々と述べたとのこと。
まだ、その座に居続けるつもりなのでしょうか・・・。
この本人と幹部職員が交わした約1年分のチャットの履歴をTV局が調べたところ、2023年4月から2024年3月までの1年間で、本人が送信者または受信者となっている投稿は全部で4885件、このうち約半数2165件の投稿が、深夜・休日などの業務時間外に送られおり、告発文書のなかには、「チャットによる時間お構いなしの指示が矢のようにやってくる」などとの指摘もあったとのこと。
8月に非公開で行われた証人尋問では一人の幹部職員が、「チャットで深夜や休日に思い付き・不要不急の指示を出し、『即レス』を求めてくる」などと証言したということです。
パワハラ、税金キックバック、おねだり・・・県庁職員のアンケートでも多くの疑惑が明らかになるも百条委員会の証人尋問では否定を貫き、辞職を迫られるなかでも辞めない(結果的に不信任決議案可決)。
自分だけの認識。終始、自分だけの理屈100%オンパレード。ある意味、まったく、ブレずにいられることには感心しちゃうとともに、確かに「異常」だとしか思えません。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。