高校野球の春季大会だけでなく、各大学野球連盟の春季リーグも花盛りです。
東海地区大学野球連盟 2018春季岐阜県リーグのここまでの状況を簡単にまとめておきます。
第1週第2日 岐聖大と中部院大、連勝
KYBスタジアムで2回戦2試合が行われ、岐聖大が2-0で朝日大に完封勝ち、中部学院大が5-1で岐阜大を下し、それぞれ勝ち点1を得ました。
岐聖大は6回の1アウト一･三塁からタイムリーヒットなどで2点を先取。2人のピッチャーが完封リレー。朝日大は好機であと一本が出ませんでした。
中部学院大は1-0の5回に犠牲フライで追加点。6回には3ランホームランでリードを広げて、先発ピッチャーが5回2安打無失点と好投。岐阜大は6回のノーアウト満塁の好機に1点だけ痛かったです。
第2週第1日 中部院大が先勝
KYBスタジアムで1回戦3試合が行われ、中部学院大が岐聖大を2-0、朝日大は岐経大を5-2で破り、中京学院大は7回コールドの10-1で岐阜大を下し、それぞれ先勝しました。
中部学院大は6回まで岐聖大の先発ピッチャーにパーフェクトに抑えられていましたが、8回に初ヒットから1アウト三塁とし、3ベースで先制、スクイズで加点。岐聖大は2人のピッチャーの完封リレーにかわされ、見方ピッチャーを援護出来ませんでした。
朝日大は1回、先頭バッターランニングホームランで先制。3回には2点2ベースで加点し、試合を優位に進めました。守ってはピッチャーのリレーでかわしました。岐経大は7回にホームランなどで反撃したものの及びませんでした。
中京学院大は1回の2本のタイムリーヒットなどで3点を奪い、試合を優位に進めました。3回には4長短打などで5点を挙げ、試合を決めました。先発ピッチャーは6回1失点の好投でした。岐阜大は4回のタイムリーヒットで1点を返したにとどまりました。
第3週第1日 中京院大、岐経大が先勝
中津川夜明け前球場で1回戦2試合が行われ、中京学院大が岐聖大を3-0、岐経大が岐阜大を7回コールドの11-2で下し、それぞれ先勝しました。
中京学院大は1回に先制。6回にもタイムリーヒット、犠牲フライで2点を加えました。先発ピッチャーは持ち味のコーナーを突く投球がさえ、3安打完封で2勝目。岐聖大は3安打ながら好機を作りましたが生かせず、ピッチャーを援護出来ませんでした。
岐経大は2回に2ランホームランで同点。5回に2ベースで勝ち越すと、6回には打者11人、5長短打の猛攻で一挙7点で突き放しました。岐阜大は1回に先制3ベースなどで2点先取しましたが、2つの併殺などで加点が出来ませんでした。
第3週第2日 中京院大、勝ち点2
大野レインボースタジアムで2回戦2試合が行われ、岐経大が岐阜大を6-4で下し、勝ち点1。中京学院大が13-6の7回コールドで岐聖大に大勝し、全勝で勝ち点2とし中部学院大と並んで首位に立ちました。
岐経大は2-3で迎えた7回に2点3ベースで逆転。8回にはタイムリーヒットなどで2点を奪い、リードを広げました。岐阜大は5回に一時勝ち越し、8回にもホームランで追い上げましたが及びませんでした。
中京学院大は1点を追う2回に2点2ベースで逆転。5回に4連続タイムリーで5得点。7回にもホームランなどで4点を奪いました。岐聖大は7回に2本のホームランなどで追い上げましたが、大量失点が響きました。
第4週第1日 中部院大、逆転で先勝
KYBスタジアムで1回戦2試合が行われ、中部学院大が逆転で岐経大に9-5、朝日大は2-0で岐阜大を完封し、それぞれ先勝しました。
中部学院大は1点を追う2回にタイムリーヒットで同点とすると、連続タイムリーなど、犠打をはさみ5連打で5得点。その後は7回にホームランなどで突き放しました。中部学院大の高見良太選手はサイクル安打を記録しています。岐経大は7回に1点差としましたが、ピッチャーが踏ん張れませんでした。
朝日大は1回に相手のエラーで先制。互いに無得点が続きますが、8回に2アウト二塁からのタイムリーで追加点を奪いました。ピッチャー4人は8安打されながらも、要所を締め完封リレー。岐阜大は9回にノーアウト一･二塁の好機をつくるなどしましたが、あと一本が出ませんでした。
第4週第2日 中部院大、勝ち点３
KYBスタジアムで2回戦2試合が行われ、中部学院大は岐経大に7-0の8回コールドで6連勝し、勝ち点を3としました。朝日大は14-0で岐阜大に7回コールド勝ちし、勝ち点2としました。
朝日大は2回の2ベースを足場に相手エラーで先制。4回には3連続長打などで4得点し、優位に進めました。7回には打者一巡の猛攻で一挙5点で圧倒。3人のピッチャーが完封リレーしました。岐阜大は5回まで毎回ランナーを出したが得点出来ませんでした。
中部学院大は1回、先制2ベースとタイムリーなどで3点を先取。8回には連続タイムリーなどで3点を加えました。リーグ戦初先発ピッチャーが、二塁を踏ませない7回2安打無失点の好投。岐経大は2安打のみでつながりを欠きました。
第5週第1日 中京院大と岐聖大先勝
KYBスタジアムで1回戦2試合が行われ、中京学院大が3-2で中部学院大との全勝対決を制し5連勝、岐聖大が7-3で岐経大に勝利しそれぞれ先勝しました。
中京学院大は1回にタイムリーで先制。2回に追い付かれますが、4回、2ランホームランで勝ち越し。先発ピッチャーが10安打されながらも2失点完投しました。中部学院大は8回に1点差にしましたが、及びませんでした。
岐聖大は3-3の5回、連続タイムリーで2点を勝ち越し。7回に犠牲フライ、9回にタイムリーで加点。2番手ピッチャーが3回無失点と好投しました。岐経大は二度追い付く粘りを見せましたが、ピッチャーが踏ん張れませんでした。
第5週第3日 中部院大勝ち点4
KYBスタジアムで3回戦1試合が行われ、中部学院大が2-1で中京学院大にサヨナラ勝ち。天王山を制し、勝ち点を4とし、2季連続優勝に大きく前進しました。第5週を終え、優勝争いは中部学院大、中京学院大、朝日大の3校に絞られました。
中部学院大は1点を追う9回、先頭バッターがホームランを放ち同点。1アウト後、3連続四死球で満塁からタイムリーヒットを放ち劇的勝利。2連投した先発ピッチャーが7回1失点と好投。中京学院大は先制したものの、9回表ノーアウト二塁で追加点が奪えず、力投のエースを援護出来ませんでした。
星取表 (第5週第3日終了時)
第6週第1日は5月5日に中津川夜明け前球場で午前10時から、優勝争い生き残りをかけた朝日大 vs. 中京学院大、岐聖大 vs. 岐阜大の1回戦2試合が行われます。
