すべてが一つになると思える日。
それは今日。
走れ! 打て! 捕れ! 投げろ! 声を出せ!
これが人生最後の日だと思って。
まるで気が狂ったように、勝利を求めて。
「自分」のために。「チーム」のために。
そして、いつの時も「仲間」とともにあれ。
その時、未来の足音が聴こえるはずだ。
たくさんの人々に支えられて、強く、逞しくなってきた。
愛情を、精神力に。声援を、力に変えて。
この夏は一生に一度の夏だ。君たちだけの夏だ。
この空も、この風も、この光も、一度きり。その嬉しさも、その笑顔も、一度きり。
僕たちは100万回の夏を生きられない。
だから、今に全力を出そう。
今を大事にしなければ、未来は掴みとれない。
さあ、もっとワクワクしよう。
もっともっと期待しよう。
この一打の打球音は未来への足音なのだ。
力を出し惜しみする時じゃない。動け!! ぶつかれ!!
疑うな。迷うな。屈するな。持てる力のすべてを出し尽くして、突き進め!!
今日という日を乗り越えれば、君たちはもっと上手く、もっと強くなれる。
挑みつづけるかぎり負けはない。
この2年間積み上げてきたものを、最初の一歩として、今日という舞台ですべて出すことだ。
夢が叶う瞬間はくる。でも、チームで描く、もっと大きな夢はまだ先だ。
そのための一歩だ。
明日、どんな君たちになるかは、今日の君たち自身が決める。
さあ、行こう。明日の自分に会いに。