「背負うものが多いほど、攻めてるつもりが気づかないうちに守りに入ってる。だったら俺は一切背負わない。必死に挑戦する事をやめたら逆に全てを失う気がしてん」
「本田圭佑オフィシャルWEBサイト」にある言葉です。
人はそれぞれ何かを背負っています。
それは自分の意思で背負っているものもあれば、知らないうちに背負らされてしまっているものもあるでしょう。
この大会。チームはベスト4。
個人では10打数6安打(二塁打1本、三塁打1本、本塁打1本) 3得点 6打点
悪くないと思います。
だけど、あそこが悪い、ここを直せ。こんなことばっかり自然となってしまう。
そして、いくら打っても何も褒めてもらえないし。
どれだけやればいいのだろうか?自分でも判らなくなってしまうのではないかな。
正直、昨日は負けて欲しくなかったなあと思います。
なんか力が入りすぎて、空回りしたプレーをしているような印象を受けました。
背負うものが全然違っているのだからかもしれません。
キャプテンとして、キャッチャーとして、4番バッターとして、いろいろなものを背負わなくちゃいけない責任はあると思う。
そのために背中に背番号10を背負っている訳でもあるし。
誰がなんと言おうと、自分が背負いたかった番号。
でも、これが背負う責任の重さなんでしょうか。
でも、冒頭の本田圭佑選手の言葉。
「背負うものが多いほど、攻めてるつもりが気づかないうちに守りに入ってる。だったら俺は一切背負わない。必死に挑戦する事をやめたら逆に全てを失う気がしてん」
何も背負う必要はないと思います。
野球の好きな子どもとして、思いっきり楽しんだプレーをして欲しいものだと思います。
ただ、本人は何も考えてはいない様子です。
「キャプテンで、キャッチャーで、四番というのは、とっても楽しい。こんなの誰にも出来ないからねっ!!」
なかなか経験できないというか一人しかできないことをやれていることはいい経験だと思う。
これが彼の人生に与えられた運命ですからね。
それを乗り越える力があるかどうかは判りませんが、乗り越えてもらいたいと考えています。
人間は責任を負うことによって、ひと回りもふた回りも成長できると思うので、今、少しずつでも成長できているかなと思います。