東日本大震災で被災されました方々へ心からお見舞い申し上げます。また、犠牲になられました方々へ心からご冥福をお祈り致しますと共に一日も早い復興をお祈りいたします。
昨日、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン! SAMURAI BLUE(日本代表) vs. Jリーグ TEAM AS ONE」がありました。我が家はTV観戦。
先日の選抜での君が代もよかったですが、この日の倉木麻衣さんの斉唱に合わせて、聴こえて来た君が代も心に思うものがありました。
日本代表は試合前にA・ザッケローニ監督が言っていたとおり、3-4-3の新システム。Jリーグ選抜は小笠原選手、小野選手、中村(憲)選手の中盤。
先制の遠藤選手のFKは鳥肌もの。試合は日本代表が試合を支配し、2-0で後半へ。
「あまり、差が開いてしまったら、試合の興味がなくなるな」
なんて、思っていましたが、後半はJリーグ選抜の中村(俊)選手がゲームを作り、大量に選手が入れ替わった日本代表が押されて行く面白い展開に。
そして、後半39分に最大の見せ場が来た。
後ろからのロングボールに闘莉王選手がヘッドで落とし、カズ選手がGK横を抜く、右足でのシュート。
ボールはゴールに吸い込まれ、カズ・ダンスを披露されると、スタジアムは最高の盛り上がり。
まるで、シナリオに書かれているようなドラマチックな試合内容でした。
試合前にカズ選手、小笠原選手、中村(俊)選手はこう言っています。
「ボールも用具もなくて、所属しているクラブがなくなるかもしれない。子どもたちがサッカーをやめてしまわないようにしなくてはいけない。選手でできることをしたい」
44歳のカズ選手の姿。
諦めない気持ちと前に進む勇気。
きっと、復興へ向けて、また一歩前進したと思います。