2020年で9回目を迎えたJR東日本主催の駅弁のコンテスト「駅弁味の陣2020」。
東北、関東、甲信越から応募のあった65の駅弁の中から消費者投票で、頂点の「駅弁大将軍」になったのが、長野県諏訪市の「諏訪弁ほいじゃねェ」です。
この駅弁は2019年9月に「名物弁当を作りたい」と、地元の「ゲストハウスTATAMI」「れすとらん割烹いずみや」「テンホウ(ラーメンチェーン店)」の3者が連携し、諏訪の食の魅力を弁当箱に詰め込み誕生したものです。
テンホウと松尾商店が共同で作った「野沢菜漬け入り揚げギョーザ」、諏訪湖産の「ワカサギの唐揚」、諏訪湖産の「鯉の甘酢あんかけ」、諏訪地域の名産の「寒天」、「諏訪味噌味の信州ポーク」などが揃ったお弁当です。また、諏訪といえば、日本三大奇祭のひとつとされる7年に1度の行われる「御柱祭」。その名物の「木落し坂」を「凍み豆腐の煮物」で、「御柱」を「信田巻」で表現しています。
駅弁の名前の「諏訪弁ほいじゃねェ」は、諏訪地方の方言で、親しい人同士が別れのときに「では、また会おうね」という意味で交わす方言の「ほいじゃねぇ」と、「諏訪の弁当」という2つの意味を掛け合わせたそうです。
帰りの列車の中で食べてもらい、また諏訪を訪ねてもらえるようにとの願いが込められているそうです。また、お弁当の掛け紙も季節ごとに代わるそうで、その写真は地元の人が撮った写真を使い、地元の力で1つの弁当が出来上がっています。
なお、すべて手作りのため、出荷は1日10個余り。JR上諏訪駅構内のコンビニエンスストア「ニューデイズミニ上諏訪」で販売されていますが、最近は午前中で売り切れるとのことです。
早く新型コロナウイルス感染が終息して、信州の美しい景色と、美味しいものを皆さんにたくさん楽しんでもらえる事を願っています。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。明日もまた、元気にここでお会いしましょう。