ふみばあさんの部屋

70才を過ぎて大忙し「雑多な夢を詰め放題」

コーヒーの香り

2007-03-04 10:16:00 | Weblog
この頃ブログ仲間の中で思い出話かな?というラブラブの思い出が飛び交っているのですが、私にとって「青春の思い出」は多分コーヒーなしでは語れないように思います。

              大きくなりますよ

初めてコーヒーを飲んだのは昭和34年の春でした。
吉祥寺の「田園」に誘われて行きましたけど、クラシック音楽と薄暗い店内の雰囲気にのまれて、コーヒーの味は覚えていません。

その後に学校のある渋谷の「名曲喫茶・ライオン」がノート交換の場として通いましたが、素晴らしい音響設備でコーヒーの香りに包まれた居心地のいいお店でした。
クラシック音楽には疎かった私も耳学問で親しんだ時期です。

ドンパという乾いた空間のコーヒー専門店を見つけたのはそれから2年後くらいです。
音のない、人間の会話がいきかうコーヒーの香りの中で、友人と語りあうのが、大人っぽくてのめりこんだ雰囲気でした。
そのころに流行った六本木だというのもいい感じだったかもね。
ここのダッチコーヒーは今も好きです。

20才の誕生日にある方に誘われていったのが、カフェ・ド・ランブルでした。
銀座の8丁目裏の目立たないコーヒー専門店ですが、ここの「琥珀の女王」というコーヒーをご馳走になり・・・いまだに通っています。
なんとも贅沢なコーヒーでなんですよ。

なんてコーヒー歴みたいにかきましたけど・・・それから○○年は忙しくってね。

50才くらいからまたぞろ「コーヒー熱」が再縁したのは頑固おやじの「大和屋」さんとの出会いでした。
高崎線の宮原に住んでいた頃に、ドライブで見つけて・・・いまだに宅急便で豆を取り寄せて楽しんでいます。
朝の一杯が元気の元なんです。

そして・・昨年の春に訪ねた五島列島・福江島の「こふひいや」さんはなつかしい喫茶店でした。
隅のイスに座ってmoonさんを見ていたい・・(決して変態ではありません)時間が止まってくれる心地のよい空間でした。

多分私は食べ物のなにより好きなのが「コーヒー」だと思います。

あなたの「こだわり」の物はなんでしょうか?