囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

ウナギで乗り切るか

2022年07月23日 | ●○●○雑観の森

 

【旬であっても旬でなくても ~ ニンゲンとウナギのアツイカンケイ】

 

熱波や大雨が繰り返して

ことしはミョーな夏ですね

ビタミン豊富なウナギを食べて

おうち生活のウツウツを吹っ飛ばし

亜熱帯・大坂を乗り切りましょう

 

江戸時代はゲン担ぎから

土用の丑の日に「う」のつくものを食べると

病気をしないという言い伝えがあったようです

 

梅干し、うどん、牛肉(うし)、瓜など

でもいまは、やっぱりウナギかな

やっぱ、そんなイメージが強いです

 

わたしの四十年来の愛読書

「図解早わかり つり魚料理」(昭和54年、西東社発行)によれば

ウナギの旬は「6~9月」となっています

アジやカツオもいいですよね

 

でも、

ウナギの旬は晩秋から初冬という説もあります

魚は基本、水温が低いと脂がのるので旨いというワケ

水温が高いと、ニンゲンもサカナもくたびれる?

 

お江戸で「夏はウナギ」となったのは

エレキテル(静電気発生装置)の発明者・平賀源内が

暑い時期に売上が伸びないというウナギ店から相談を受けて

「本日丑の日」と張り紙をするよう助言したからだそうです

 

その店が大繁盛し、下町一帯の同業者も真似たことで

この風習が現代まで続くようになったとか

バレンタインデーや母の日といっしょなんですよね

いまもむかしも広告宣伝のチカラ、恐るべし

 

我が家は一昨日、一足早くいただきました

まんぷく、まんぞく

さあ、これからだ!

 

 

   ◇

 

 

新しい酒は新しい革袋に盛れ(新約聖書マタイ伝・九)

 

 

趣味の碁会に入って6年

副会長1年、会長1年余り

そして先ほど会則を改正し

「代表世話人」になった

 

長年慣れ親しんだ会則も慣習も

良い点は続け、悪い点は改める

この半年でじっくり変えていこう

 

〝世話人のひとり〟として

わたしができることを

できる範囲で

しっかりとやっていこう

 

なにより

自分の愉しみも犠牲にせず

ちゃんと愉しんでいこう

 

 

▲ウナギの蒲焼は、上方(かみがた)で始まった。天明年間(1781~89)ごろに、江戸っ子の口に入るようになり、「深川の鰻」が名産となった。むかしはウナギを開かないで、口から串を刺して焼いていた。関西では腹から開き、関東では背から開くなど、調理法もそれぞれである。

 

 



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