住宅地にはゴミ集積場が多数あり
ゴミが回収された後の掃除は
各世帯が持ち回り当番でこなします
当番は、会則明記でなくとも、
イコール義務となっているのです
週2回の可燃ゴミ回収の後のほかに
月計4回の不燃、大型可燃ゴミも含め
あわせて当番は2ルートあり、
当番構成世帯が同じではありません
長期間留守をするなどした場合
ひと世帯飛ばすことになります
当番実施後にサインをするので
いつ、どの家が義務を果たしたかは
一目瞭然で、ちょっともめたりします
非自治会員もわずかにいますから
元々当番に入れていませんし
水道代負担もありませんが
ゴミは捨てていると思われます
これがまた、
不満と陰口の材料になります
◆
町内会でも趣味の会でも
「当番」という制度がなくては
なにもことが進みませんが
義務として徹底できるかといえば
人のやることですから
100㌫遂行とはいきません
声を掛け合い、カバーしあったり
肩代わりしたりすることで、
なんとかローテーションが成立する
そうしてゆくうち、
人と人のつながり、まじわりが
少しずつ出てくるものです
信頼関係が出来たり、
失ったりもします
それが、
挨拶の言葉だったり
お礼の言葉だったり
謝罪の言葉だったりします
言葉が、なくては
なにも始まりません
よく知った言葉を使うこと
美しい音の言葉を使うこと
言葉をよく選ぶ能力をつけること
これらをいつも心掛けねばならない
と述べたのは、あの柳田國男でした
言葉を、ないがしろにしては
大切なものを失う結果になります
今年も、そんな風景をたくさんみました