何かを感じ、何かを発見した毎日――。
昔からある場所が消えかかっている。
ここは「姿だけ」が残っているのだが。
店内の細部をはっきりとは覚えていないが
北向き窓からの光の入り具合や
モノトーンの空気感が蘇る。
遠い日の記憶――。
◆ZACO
百万遍交差点の西南の路地にあり
静かにjazzなどが掛かっていて
いつもひとりで軽食を食べていた
あの頃から四十年
建物だけが頑張って建っている
お気に入りだったわたしの店
がんばれ!
ザコ(左京区吉田泉殿町53) 学生街の喫茶店らしく、落ち着いた空間にワンコインランチが人気だった。窓から差し込む光が柔らかい。長く常連客に支持されてきた老舗喫茶のひとつ。
いつも読ませてもらっています。
この辺り、懐かしいですが、半世紀以上もたって、かなり記憶があやふやになっています。今は相当変わったことでしょう。
ほとんど毎日、百万遍交差点西北のランプという喫茶軽食店で、昼飯を食べていました。