余花に逢う再び逢ひし人のごと 高浜虚子
【新型コロナウイルス渦 ~ それぞれの夏の初め ~ 「おうち時間」(防空壕あるいは疎開先)の過ごし方 の巻】
■阪神大震災から1カ月後、
兵庫・芦屋の海沿いでのこと。
ここも、かなりの被害があり、
ボランティアセンターには全国から
いろんな人がやってきていた。
救援隊風の出で立ちの髭面の男たちばかりか、
綺麗なお嬢様ファッションの女子大生たちも混じり、
街の混乱と人のココロを体現しているようにみえた。
被災者の声もさまざまだった。
自宅も家族も失ったというお年寄りがつぶやいたのは
「これは、戦争といっしょや」。
■もちろん、戦争と災害は出所からして違うが、
両方を体験した世代の実感だったのだろう。
新型コロナウイルス渦が何故発生したか
といったことは後世の検証にゆだねるしかない。
誤解を恐れずに言うならば、今はただ
宇宙から飛来したインベーダーなのだ
と考えるしかないのではないか。
そうして、瞳を瞑って遠くをみてみたい。
大国同士の罪と罰の押し付け合いをはじめ
市井の妙な魔女狩りをやっている場合じゃなく
終息の一点を目指して団結すべき時である。
■さて、集団強盗行為である戦争は結果として
人殺しと富の再配分を促すことになるが、
この疫病による“世界各地の局地戦”も
同じような道をたどりそうな気配である。
翻って卑近な例だが、
わたしの趣味の世界にも
微妙な変化が起きている。
わたしのブロ友は300人超となったが
以前からの「碁のメル友」を調べると
少なくとも20数人いることが分かった。
試しにBCCにて、ご機嫌伺いをしてみた。
ぼちぼち返信が届いてきている。
■興味深いことに「おうち生活」が
ネット碁ハマリ遊興派と棋譜並べ&囲碁本勉強派
に二分されていることが分かった。
前者が多数派、後者が少数派。
あ~あ、と思う。
碁会が再開した時には、
蓄積されたの富の移動と再配分つまりは
棋力の伸長あるいは低下がはっきりする
はずである。
そこで、少数派のわたしは当ブログで
少数派を応援しておこう、と思う。
その趣旨に沿った内容の投稿を
断続的に混ぜ込んでいくつもりだ。
そして、再会の時に観察する算段である。
これは実験である。
パソコン・スマホ計5台を日々使いながらも
なおネット社会に懐疑的なわたしの
ちっぽけな実験である。
暴れるライオンを檻に入れよ
またぞろ持ち出してきた改憲論の昏さ
きょう憲法記念日に想うこと
*・゜゚・*:.。..。.:*・'☆'・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..・◯
★コメント欄は「ひと休み」させていただいています