囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

宇宙大戦争の終息

2020年05月03日 | ●○●○雑観の森

余花に逢う再び逢ひし人のごと    高浜虚子

 

 

新型コロナウイルス渦 ~ それぞれの夏の初め ~ 「おうち時間」(防空壕あるいは疎開先)の過ごし方 の巻】

 


■阪神大震災から1カ月後、

兵庫・芦屋の海沿いでのこと。

ここも、かなりの被害があり、

ボランティアセンターには全国から

いろんな人がやってきていた。

救援隊風の出で立ちの髭面の男たちばかりか、

綺麗なお嬢様ファッションの女子大生たちも混じり、

街の混乱と人のココロを体現しているようにみえた。

被災者の声もさまざまだった。

自宅も家族も失ったというお年寄りがつぶやいたのは

「これは、戦争といっしょや」。

 

■もちろん、戦争と災害は出所からして違うが、

両方を体験した世代の実感だったのだろう。

新型コロナウイルス渦が何故発生したか

といったことは後世の検証にゆだねるしかない。

誤解を恐れずに言うならば、今はただ

宇宙から飛来したインベーダーなのだ

と考えるしかないのではないか。

そうして、瞳を瞑って遠くをみてみたい。

大国同士の罪と罰の押し付け合いをはじめ

市井の妙な魔女狩りをやっている場合じゃなく

終息の一点を目指して団結すべき時である。

 

■さて、集団強盗行為である戦争は結果として

人殺し富の再配分を促すことになるが、

この疫病による“世界各地の局地戦”も

同じような道をたどりそうな気配である。

 

翻って卑近な例だが、

わたしの趣味の世界にも

微妙な変化が起きている。

わたしのブロ友は300人超となったが

以前からの「碁のメル友」を調べると

少なくとも20数人いることが分かった。

試しにBCCにて、ご機嫌伺いをしてみた。

ぼちぼち返信が届いてきている。

 

■興味深いことに「おうち生活」が

ネット碁ハマリ遊興派棋譜並べ&囲碁本勉強派

に二分されていることが分かった。

前者が多数派、後者が少数派

あ~あ、と思う。

碁会が再開した時には、

蓄積されたの富の移動と再配分つまりは

棋力の伸長あるいは低下がはっきりする

はずである。


そこで、少数派のわたしは当ブログで

少数派を応援しておこう、と思う。

その趣旨に沿った内容の投稿を

断続的に混ぜ込んでいくつもりだ。

そして、再会の時に観察する算段である。

 

これは実験である。

パソコン・スマホ計5台を日々使いながらも

なおネット社会に懐疑的なわたしの

ちっぽけな実験である。

 

 

暴れるライオンを檻に入れよ

またぞろ持ち出してきた改憲論の昏さ

きょう憲法記念日に想うこと

 

 

 

 

 

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