【平野レミが名乗る「料理愛好家」についての巻】
■シャンソン歌手の平野レミが「料理愛好家」として、ブレイク街道を驀進中である。
■高名なフランス文学者のお嬢様で、家族周辺も人気のイラストレーター、女優など“華麗なる一族”であるにもかかわらず、「ハイテンション」「超早口」「明る過ぎるキャラクター」でTVに出まくっている。
■肩書きは「料理研究家」あるいは「料理愛好家」。前者はともかく、後者はあまりお目に掛からないものだ。
■好悪分かれると思うが、わたしはこういうタイプは「画面の中だけ」ならOK。
ファンの一人である。
「シェフ」ではなく「シュフ」の目線がいい。
巷では、ダジャレで「生きる放送事故」「狂の料理」などといわれ、モノマネでデフォルメされたイジリの対象になっているが、どこ吹く風――。
■世界の端っこのブログで、身の程知らずにも、専門家の棋譜をイジっている自分も「囲碁愛好家」を名乗るべしか。
そう思わせるレミ様の暴れっぷりである。
https://remy.jp/column/media.html
彼女の料理番組は実用番組というよりパフォーマンス番組と思いながら拝見しています。でも、ときどきこれはいいかもと作ってみるときもあります。とにかく彼女の物怖じしないキャラクターには目が点になります。
私のやっている短歌でも個性が重んじられますが、その意味では彼女の個性は得難い存在と言えるかもしれませんね。
ナントカ・ジャーナリストみたいな妙なヒトがうじゃうじゃいる時代ですから。