囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

暑苦しい人たち

2019年08月04日 | ●○●○雑観の森
 
寝苦しい夜にアンチエイジング図鑑の巻】
 
■暑さのせいにしてなりませんが、このごろの碁の出来不出来の波が大きいです。悪い碁を挽回する気力(棋力?)が、とんとありません。こんな時は何かと危ない。地雷を踏みそう?

■高齢者や介護をテーマにした人気エッセイ「強いおばさん、弱いおじさん」から。
(この手の本は「勉強」になるため、時々目を通すようになってシマッタ。シマッタ~となりませぬよう、先輩諸氏にも、お勧め申し上げたい)

■筆者は「1946年高知県生まれ」とある。わたしより十歳年長。まさに、真っ只中のリアルリポートでウソのようなホント?の話。
 
         ◇

■巻頭言。若い女性(20代後半~30代後半)から我らはどうみられているか?  筆者は知人女性10人からのヒアリング結果を載せている。
 
 
・高齢男性の印象と習性について=元気。若い。頑固。臭い。同じことを何度も言う。人間が丸くない。趣味に打ち込んで優雅。暇そう。昔の自慢が好き。
 
・高齢女性のインパクトについて=男よりさらに元気。若い。おしゃれ。口が達者。へそくりがたくさんありそう。暇そう。てきぱきしている。75歳を境に急に老け込む感じ。
 
ちゃんと観察しておられるな。親より子の方が、よく見ているというが、まさしく「見抜いている」。
 

         ◇
 

では、元気・てきぱき・優雅なる皆様の「見過ごせないエピソード」を少々。(要旨)
 
<ご乱心のお姫様>
 
・脇道から自転車が走り出て、車道を斜め横断する。70代後半以上の高齢者ばかり。ほとんどが女性である。自家用車の若い友人は「最近は子どもより高齢者が怖い」
 
・60代のA子さんの話。地域の集会所で高齢者の集まりがあり、2種類の非常ベルが鳴った。一人のおばあさまが多目的トイレに入り「水洗ボタン」を押したつもりが「非常ボタン」だった。止め方が分からず、別のおばあさまが「違うボタン」を押したら「火災報知機」だった。二つの音色の異なるベルはけたたましく鳴り続け、みんな一斉に逃げ帰った。誰が止める?
 
・大阪市のB子さん(63)の目撃談。近くの大きなスーパーで、レジを済ませた元気なおばあさま方が、トレーに入った惣菜や肉のラップをはぎ取り、備え付けのポリ袋にせっせと移し変えている。肉汁が付いたトレイや、野菜の外葉やいらない茎は、ポイポイ捨てる。「家のゴミが減らせて、いいわ~」。マネをするヒト増殖中。
 
・万引きを目撃したC子さん(64)。デパ地下のパン屋で、おしゃれなおばあさまがエコバッグに、すばやくパンを2個滑り込ませた。店員に教えると「店長に言ってきま~す」。すぐに戻ってきて「放っておいていいそうです」。面倒は避けて通りたい。
 
・D子さん(67)は、中高年しか行かない衣料スーパーで「値札のない古着」がかかってるのを見た。試着した誰かが、新品を着て帰り、自分の着ていたものを売り場に吊るして帰ったようだ。店員に教えると、驚きもせず「そうですか」の一言だけ。この店も同じ。
 
 
<長じて知恵者のジイたち>
 
・ジイの毒のお話。田舎町で池の脇の道でスッポンが死んでいるのを、おばあさまが発見。通りかかったAジイが「ワシは地区の環境委員だから処分しておく」と持ち去った。Aジイは、隣家のBジイを訪ねて「お裾分けじゃ。鍋にして食べてくれ」。翌日、Bジイが「うまかった」と言ったので「それならワシも食おう」とAジイ。さらに翌朝。「なんだか精がついたような気がする」と言うAジイの言葉を聴いたとたん、Bジイは「それなら今晩ワシも食おう」。Bジイに座布団一枚!
 
 
 
 


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