囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

「挨拶の言葉」はムダではない

2022年08月30日 | ●○●○雑観の森

▲先般、四十人余りに発信した「一斉メール」。累計で「100通目」となってしまった。しまった、しまった、島倉千代子(サブ―)

 

 

 

【口頭伝達ができない時代

~〝つながり〟をどうキープするか

~リアル碁会は人との関わりを大切に!

~一手一手を交互に打つのが手談(囲碁の別名)】

 

 

百人を数えた囲碁同好会はコロナ進行により

いまや五十人台へと半減してしまった

そして週一の例会には、ほぼほぼ半分の

およそ二十五人前後の碁キチが

命知らずでノコノコやってくる(冗談です)

いつもほぼ同じ顔触れである

 

世話人をやっていて

いちばんココロを配るべくは

会員への連絡をどうするか、である

 

以前は、碁会場で大声で「お知らせ」すれば

それで済んだが、いまはそうもいかない

 

そこで、メールアドレスをコツコツと

ひとりひとり聞き出すなどして集めた

3年ほどの時間が必要だったが

会員の7割程度から聞き出すことができ

昨年末に「一斉メール」をスタートさせた

新しいことを踏み出すには「強引さ」もいる

 

それから8カ月で、

累計発信総数が100通を超えた

定着するまでが肝心である

 

      ◇

 

「碁会を巡る情報がよく分かってよろしい」

と、お褒めの言葉を賜ることが時折ある

そりゃ、いわれたら、うれしい

 

「受信頻度が多くて、ストレスを感じる」

というお叱りもないわけではない

それもそうだろう、とは思う

何人かは、捨て台詞を残して

退会していった

縁がなかったか、サヨオナラ

 

過去、

会長や事務局長から会員への連絡は

電話あるいは郵送だったから

世話をすればするほど

持ち出し〟が多かった

 

電話はなかなかつながらず

何度も掛け直すことが多々ある

「ネット対局中なので迷惑だ」と

機嫌を損ねることもしばしば

叱られた――

 

メールなら、コストゼロである

 

本当は、既読マークがつくラインなどが良い

(自治会班長会は全員参加のライン会議としている)

多少の費用が発生するが、リアルタイムでつながる

ビジネスチャットなら、もっと良いのだが……

 

しかし、遊びの会なので、そこまでは必要ない

 

そんなこんなで、

ちゃちゃっとキーボードを叩いて

「送信ボタン」を押すだけ

という作業を、一カ月に数回やってきた

それが気が付いたら「100通」である

 

それも残り半年となった

来春には、

次の世話人がどうするかは分からないが

月に一度か二度くらいメールを送れば

「つながり」がキープできるのではないか

と〝創業者〟のわたしは思っている

 

これとは別に、同好会ブログ(ネット掲示板)も

3年余り続けてきたが、これは反応が薄いので

わたしの代でやめることになりそうである

 

情報は双方向が望ましい

「アクセス権」は学生時代からのわたしの研究テーマ

一方通行では、発信のモチベーションが保てない

善悪好悪を別にして、無反応はむなしいのだ

ときどきは「返事」がほしい

 

「おはよう」といえば

「おはよう」とかえす

 

「いい天気ですね」といえば

「気持ちがいいですね」とかえす

 

これが、挨拶の言葉である

 

 

 

 

 

 

 



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