【ホラーからメルヘンまでの巻】
■小学校低学年の頃、少年漫画をツケで買って帰り、仰天した母親に思いっ切り叱られたことがある。
■少年マガジンや少年サンデーが確か40円。お気に入りは、楳図かずお先生。半魚人の怖さは半端ない。立ち読みではなく、一人暗い部屋で読みたかった。(ヘンな子だな~)
■ホラー続きで、少女漫画にも手を伸ばす。わたなべまさこ先生にはまった。花とゆめ、りぼん、少女フレンドまでいくのだが、今度は一転してメルヘンの世界、陸奥A子さまの虜になってしまう。そのあたりから音楽も谷山浩子さまに飛ぶ。「河のほとりに」「ねこの森には帰れない」は今も愛聴している。
■わたしだけの漂流がここでも続く。(ホラーからメルヘンまで流れ流れていくオノコかな)
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■今日は立夏。
■サクラからフジ、そして色鮮やかな「花たち」と抜けるような「なつぞら」が気持ちいい。暗闇の散歩はしばらく返上である。